昨日24日、ついにドコモから次世代通信”Xi(クロッシィ)”に対応したAndroidスマートフォン「GALAXY SII LTE(以下、SC-03D)」が発売されました!
対応エリアでは、下り最大75Mbpsの超高速通信で快適にインターネットを楽しむことができます。
高速なのは通信速度だけでなく、搭載するデュアルコアCPUも「GALAXY SII(以下、SC-02C)」の1.2GHzから1.5GHzにパワーアップ!処理速度もより高速になりました。
オクトバでは発売されたばかりの実機を入手したので、「SC-03D」の魅力をたっぷりとお届けします!
【外観】
それでは、さっそく開封してみましょう!
開封すると本体のほか、以下のアクセサリーが同梱されてます。
・ACアダプタ
・USBケーブル
・充電変換アダプタ
・マイク付きステレオヘッドセット(試供品)
・microSDカード 2GB(試供品)
・クイックスタートガイド
ACアダプタが付属するので、充電はコンセントとUSBポートの両方で行えます。
ヘッドセットはカナル型のイヤホンで、小・中・大のイヤーピースから耳にフィットするものが選べます。
こちらが本体です。ディスプレイは4.5インチのスーパー有機ELで、「SC-02C」の4.3インチから一回り大きくなっています。
視野角も広く、色鮮やかな映像表現が魅力です。
ボディも若干大きくなっており、重さは約130gと約10g重くなっています。
手に持つとそこまで大きな差は感じられません。
背面は、「SC-02C」の光沢仕上げではなく、指紋の付きづらいヘアライン加工が施されています。
背面には、8.0メガピクセルのカメラを搭載し、フルHD動画の撮影が可能です。
撮影した動画は別売りのmicroUSB端子からHDMIに変換するケーブルで、テレビなどに出力することができます。
なお、ワンセグ機能は搭載していません。
【機能】
そしてこちらが、本機のホーム画面です。
今までのGALAXYシリーズと同じく、「ホームボタン+電源ボタン」でスクリーンショットを撮ることができます。
液晶の解像度は一般的な480×800なので、文字やアイコンが従来機種にくらべて大きく見えます。(画像ではわかりませんが…。)
ホーム画面にはドコモ端末らしい、多くのプリインストールが並んでいます。
少し専門的な部分を見ていきましょう。
搭載されているAndroid OSのバージョンは、「2.3.6」。
設定画面の「無線とネットワーク」では、次世代非接触通信規格「NFC」の項目がありました。
「おサイフケータイ」のような決済サービスは利用できませんが、対応機器同士でデータのやり取りなどが行えます。
『タスクマネージャー』というタスク管理アプリがプリインストールされており、バックグランドのプロセスをワンタップで終了することができます。
本アプリによると、各メモリ・ストレージの容量は以下の通りです。
・RAM:761MB
・ROM:1.97GB
・内部ストレージ:11.14GB
【ベンチマーク】
さて、スペック至上主義のみなさんお待ちかね、ベンチマークのお時間です。
Android向けベンチマークアプリ『Quadrant Standard Edition』では、3,850という圧倒的なスコアを叩き出しました。
これだけの処理能力があれば、ブラウジングや動画再生でモタつくこともなく、高画質なゲームもヌルヌル動きます!
最後に、本命の「実測通信速度」を『Speedtest.net Mobile』で、計測してみましょう。
「Xi(クロキシィ)」対応エリアでは、画面上部のステータスバーに「LTE」と表示されます。
対応エリアで数回測定したところ、下りの平均が約10Mbps以上、上りの平均が約5Mbpsという結果になりました。
「Xi」対応エリアでは、まるでWi-Fiで接続しているかのように、Webサイトは瞬く間に表示され、YouTubeは即座に再生が開始されました。
なお、「Xi」非対応エリアでは、自動的に3G回線に切り替わり、FOMAハイスピードエリアなら下り最大14Mbps(理論値)で通信可能です。
急ぎ足でご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
「GALAXY SII(SC-02C)」と比べ、多くの点でグレードアップが図られています。
今冬の主力機種となることは、間違いないでしょう!
日本語入力キーボード「Swype」や、加速度センサーによる操作「モーション」など、今回ご紹介できなかった機能も多くあります。
ぜひ、店頭などで本機を手にとって体験してみてください!