「大事な会議中に大音量の着信音が鳴ってしまった…」という経験、皆さんはありませんか?
特定の日時に着信音を切り替えるアプリなどはありますが、日時を設定するのを忘れていれば結局同じことですよね。
『Auto Task Free (日本語版)』は、自分のGoogleカレンダーを自動検索して、特定のキーワードが入った予定のときに、特定のアクションを起こしてくれるアプリです。予定をカレンダーで管理する習慣がある方なら、わざわざ毎回モードを切り替えたり、音量切り替えアプリに特定の日時を指定する手間などは一切不要です!
まずはじめに、本アプリはGoogleカレンダーを使用しますが、本アプリ自体はカレンダー表示機能がないので、予定の確認などは外部アプリを使いましょう。
ちょうど25日に社内打ち合わせがあるので、今回は「”打ち合わせ”というキーワードが含まれる予定中は、自動的にサイレントモードにする」という設定を作成してみます。
本アプリは初回起動時に、実際に設定を行ないながら解説してくれるチュートリアルがあるので、最初に実行しておくことをお勧めします。
最初から用意されている「会議・消音」というプロファイルを編集して使っても良いですが、今回はそれを削除して新規作成してみます。
新規作成は、右上の「+」をタップしましょう。
「名前」は自分でわかりやすいもので結構です。
「キーワード」はアクションを起こす条件となるので、重要です。
「仕事」など普遍的すぎるキーワードにすると、関係ない予定まで含まれてしまうことがあるので要注意です。また、ワイルドカード指定も可能です。
今回は予定のタイトルにもあった「打ち合わせ」をキーワードにします。また、menu>「追加オプション」にて、ステータスやプライバシーの条件を追加することもできます。
そして「動作」をタップすると、実行内容を設定できます。
・サウンドとバイブレータ…着信音の設定。
・機内モード…予定の間、通信をすべてOFFに。
・SMSを送信…指定相手にSMS送信。
・SMSで返信…着信があった時にSMSで自動返信。
・位置情報送信…一定時間ごとに指定相手にSMSで位置情報送信。
今回はサイレントモードに切り替えたいので、「サウンドとバイブレーター」を選びましょう。
音量設定は一括ではなく、メディアやアラームの音量を個別に設定できます。
また「ホワイトリスト」に連絡先を登録しておけば、その相手からの着信音量だけ個別に設定できます。
たとえば会議中はサイレントにしたいけど、入院中の家族からの電話だけはバイブ振動させたい、というときに活用できます。
設定を確認したら、後は予定を待つだけです!
直前まで着信音ONにしていたのですが、会議開始の17時になった瞬間、サイレントモードに切り替わりました!
しかし、ホワイトリストに登録した相手から着信があると、自動的にバイブモードになりました。
そして、会議終了の18時になると、今度は元通り着信音オンに切り替わりました。ちゃんともとに戻してくれるのもポイントですね。
今回ご紹介した以外にも「休日にアラーム音OFF」「子供が塾をサボってないか居場所チェック」など、様々な使い方ができるので、ぜひ試してみてくださいね!
他の自動実行アプリと比べて、検索キーワードだけの簡単な条件付けと、Googleカレンダーを使うのでパソコンからでも簡単に設定できるのが特徴です。
Googleカレンダーを活用している方は、本アプリでもっと便利になりますよ!
なお、本アプリは無料版のため、プロファイルを1つしか設定できないという制限があります。
もっと様々な場面で活用したい場合は、有料版の『Auto Task (日本語版)』を購入しましょう!