先週、ついに発売された次世代通信”Xi(クロッシィ)”に対応したAndroidスマートフォン「GALAXY SII LTE(以下、SC-03D)」。
今冬の主力機種ということで、購入を検討されている方も多いと思います。
前回の特集では、SC-03Dの外観やスペックなどを中心にご紹介しました。
そこで今回は料金プランや便利機能など、実際に端末を利用するにあたって気になるポイントをまとめてみました!
【超高速通信「Xi」】
「Xi(クロッシィ)」とは、次世代通信規格”LTE”のドコモによるサービスブランドです。
3GであるFOMAハイスピードよりも高速で遅延が少なく、動画やサイト閲覧時の「表示が遅い!」というストレスが軽減されます。
前回の特集で行ったスピードテストでは、「下り約11Mbps、上り約5Mbps」と驚きの速度を見せてくれました。
・対応エリア
お住まいの地域が対応エリアかどうかは、こちらから確認することができます。
また、対応エリアでは、画面上部のステータスバーに「LTE」と表示されます。
非対応エリアでは自動で3G回線に切り替わるので、そのまま利用できます。
・料金プラン
ドコモから発売されているSC-03Dをはじめ、Xi対応スマートフォンには専用の料金プランが用意されています。
Xiのスマートフォン向け料金プランは「基本プランが2種類」、「パケット定額プランが2種類」、「通話オプションプランが1種類」とシンプルで分かりやすいプラン構成になっています。
さらに、2012年4月30日までの期間限定で、パケット定額プランが安くなるキャンペーンも実施中です!
Xiのスマートフォン向け料金プラン
・基本料金プラン
∟タイプXiにねん:780円/月 (2年契約)
∟タイプXi:1,560円/月
・パケット定額プラン(4/30まで)
∟Xiパケ・ホーダイ フラット:4,410円/月
∟Xiパケ・ホーダイ ダブル:2,100~4,935円/月
・通話オプションプラン
∟Xiカケ・ホーダイ:700円/月(ドコモ同士通話無料)
基本料金プランに無料通話は無いので、通話相手にドコモユーザーが多ければ、「Xiカケ・ホーダイ」への加入がオススメです。
またパケット定額プランでは、テザリングを利用しても上限が変わらないのも魅力です。
Xiの高速通信でネットサーフィンなどを楽しみたいなら、「タイプXiにねん」+「Xiパケ・ホーダイ フラット」にお好みで「Xiカケ・ホーダイ」を付けるというプランが良いでしょう。
端末料金を合わせた支払いのイメージは、ドコモのお支払いシミュレーションで確認することができます。
【便利機能】
Androidでは、同じAndroid OSを搭載したスマートフォンでも、機種ごとに微妙に使い勝手が異なることもあります。
独自の便利機能を搭載していることもあり、このSC-03Dでもいくつかのオリジナル機能を搭載しています。
続いては、スマートフォンライフを快適にする便利機能をご紹介します!
・モーション
SC-03Dでは、「端末の動き」に応じて特定の操作ができる「モーション」機能を搭載しています。
例えば、着信時に端末を「伏せる」ことで着信音をミュートにしたりすることができます。
会議中などで着信した場合に、慌てず対処することができます。
そのほか、ブラウザ・ギャラリーなどで画面の2箇所を押しながら本体を前後に傾けると拡大/縮小が行える「チルト」などのモーションが利用できます。
・文字入力
キーボードには、フリックやトグル、QWERTYキーボードによる入力が行える「Samsung日本語キーボード」がプリインストールされています。
日本語IMEには評価の高い「iWnn IME」を採用しており、マッシュルームや音声入力も行えるようになっています。
また、画面から指を離さずキーをなぞるように入力するキーボード「Swype」も利用できます。
もちろん日本語にも対応しており、固有名詞などの変換精度は高いです。
・タスク、通知
ホームボタンを長押しすることで、「最近使用したアプリ」を6つまで表示することができます。
強力なデュアルコアCPUを搭載しているので、複数のアプリをサクサクと切り替えて同時に使用することができます。
また、画面上部のシステムバーを下にスライドさせて表示する通知領域には、各種トグルボタンを搭載。
Wi-FiやBluetooth、GPSなど、設定画面を開くこと無く切り替えることができます。
【カメラ】
最後に、カメラ機能についてご紹介しましょう。
SC-03Dの背面には約8メガピクセルのカメラ、前面には約2メガピクセルのインカメラを搭載しています。
インカメラは、『Skype』のビデオ通話にも利用できました。
また、動画撮影では1920×1080のフルHD動画の撮影も行えます。
撮影した動画は、大画面のテレビなどで再生しても見劣りしません!
機能面では「Galaxy SII SC-02C」と大きな差はないものの、Xi対応エリアではブラウジング・YouTube動画の再生速度に大きなアドバンテージがあることは間違いありません。
また、旧モデルの端末に慣れている私にとっては、「画面の綺麗さ」や「動作の機敏さ」などが桁違いに感じました。
Xiの料金プランもリーズナブルなのは嬉しいポイントです。
次回の「GALAXY SII LTE特集」では、本機種にオススメのアプリをご紹介します!乞うご期待!