※『AirDroid 2』正式版がリリースされました。最新レビュー記事はこちら！
皆さんは、Android端末とパソコン間のデータのやり取りはどんな方法で行なっていますか？
オンラインストレージ、USBケーブル接続、SDカード抜き差し…どれも手間や速度、容量などの面で一長一短ありました。そんな中、端末・パソコン連携の決定版ともいえるアプリがついに登場しました！
『AirDroid』はパソコンのWebブラウザ使って、端末内のファイルを操作したり、パソコンに保存したり、逆にパソコン内ファイルを送信できるようになるアプリです。
さらに端末情報や連絡先、SMSなどもパソコンで確認できるようになります。
本アプリ単体でもファイラーやタスク管理機能があり、純粋なシステム管理系ツールとしてもかなり優秀です！
本アプリを利用するには、まずは端末のWi-FiをONにして、操作するパソコンと同じネットワークに接続しましょう。
Wi-Fiが有効なら、アクセス用のURLとパスワードが表示されます。なおこのパスワードは、設定で任意のものに変更可能です。
端末側の準備はたったこれだけです。
次はパソコン側の準備…といっても専用ソフトもアカウント登録も一切不要です。まずは普段お使いのブラウザを開いて、先ほどのURLを入力しましょう。
正しく入力されれば、ログイン画面が表示されるはずです。そこにアプリで表示されているパスワードを入力するだけです。
ローカルIPが固定されていれば、ブックマークに入れておけば次回からURL入力も不要です。
手軽なのはもちろん、ブラウザがあればMac,Linux,AndroidなどOSを問わず使えるというのも大きなメリットですね。
一見するとタブレット端末の画面みたいですが、れっきとしたブラウザ内の画面です。
・Messages…SMSの閲覧や送信。
・Apps…アプリのアンインストールやapkファイル保存＆インストール。
・Files…端末内ファイルの編集や、パソコンとのファイル送受信
・Market…Android マーケットを開く。
・Photos…画像ファイルの閲覧・編集・送受信。
・Music…音楽ファイルの再生・編集・送受信。
・Ringones…着信音ファイルの再生やパソコンへの保存。
・Contactst…連絡先の閲覧・編集。
・Call Log…発着信履歴の閲覧・編集。
“Apps”では、端末内のアプリをアンインストールすることが可能です。チェックボックスでの一括削除もできるので、端末の容量が厳しくなってきたら使ってないアプリを消してしまいましょう。
「マーケットで公開終了したアプリだから、消したくない…」という場合は、”Export”でapkファイルをパソコンに保存できます。
逆に”Install App”を選ぶと、パソコンのapkファイルを端末にインストールできます。
“Files”は、パソコンのエクスプローラーのような感覚でファイルのコピーや移動などができます。
さらに”Export”で端末のファイルをパソコン内に保存、”Import”でパソコン内のファイルを端末に転送できます。
“Photos”、“Music”はそれらの機能に加えて、再生機能もあります。もうパソコンとの連携に、USBケーブルは不要ですね！
“Message”では、端末内のSMSを閲覧・削除できるだけでなく、なんと直接SMSメッセージをやり取りすることも可能です。
電話番号しかわからない相手でも、パソコンから簡単に連絡できちゃいますよ！
あとは端末画像右の”Detail”をクリックすると、端末内の全ファイル数や、SDカードの容量に対する各種ファイルの割合など、かなり詳細な情報を閲覧できます
今回ご紹介した以外にも便利な機能が多数あるので、ぜひ実際にお試しください！
さて、PCとの連携機能だけでもかなり便利すぎるアプリなのですが、実は端末側のアプリでも”Apps”、”Files”機能を利用できます。
さらに端末情報確認とメモリ解放もできる”Device”、一括／個別終了に対応した”Tasks”もあるので、アプリ管理もファイラーもタスクマネージャーも、全部本アプリ1本で賄えてしまいます。
Androidとパソコンの関わり方を大きく変えるアプリかもしれません。
実用性、デザイン性、軽快さ、すべてにおいて優秀で、これからの新定番になりそうなツールアプリです！