【特集】世界はコレを待っていた!「GALAXY NEXUS(SC-04D)」が遂に発売!Android4.0で時代が動く!実機レビュー第1弾





日本中のAndroidユーザーが待ち望んでいたものというと、そうコレです!

世界初のAndroid 4.0 を搭載した「GALAXY NEXUS(SC-04D)」(以下、SC-04D)が12月2日、NTTドコモより発売されました。

SC-04Dの目玉はなんと言ってもOSその物ですが、今回はオクトバ編集部に届いて間もないSC-04D実機の外観や内装品、そしてプリインストールアプリ周りの第1印象について解説したいと思います!


【GALAXY NEXUS(SC-04D):主要スペック】
OS:Android 4.0
CPU:デュアルコア(OMAP4460) 1.2GHz
大きさ:136x68x8.9(mm)
質量:約138g
液晶:約4.7インチ (1280×720)
外側カメラ:5メガピクセル
内側カメラ:1.3メガピクセル
カラー:Titan Sliver



SC-04D開封!そして本体チェック!!



まずは開封直後の画像です。スマートな縦長のボックスが目を引きますね!

内装品はSC-04D本体、通話マイク付きステレオヘッドフォン、充電とPCとの接続を兼ねるUSBケーブルと、サムソン純正の充電アダプターです。

今までの端末がドコモの充電機+アダプターだったのと大違い。これは嬉しいポイントです。仕事用などでSC-04Dの使う際にも、持ち運びに一切苦にならないサイズなんですから!







SC-04D本体です。そのまま書くなら「超高精彩HD SUPER AMOLEDディスプレイ装備!」となるのですが、美しいというよりは「しっくりくる」「落ち着いた色合い」という方が合っている気がします。黒の発色が想像以上にはっきりとしているせいでしょう。

また、ディスプレイサイズ(約4.7インチ)の割には、実機を持つと、「大きい」「重い」といった印象はありません。これはウエイトバランスの良さを物語っています。

バッテリーカバーの処理も、国産機にありがちな「安いツヤツヤ感」とは一線を画しています。







スピーカーのスリットの右横に前面カメラを装備しています。TVCMもスタートしているビデオチャット機能「ハングアウト」の要となるものです。

この角度でも液晶画面の見易さが際立ちますね。

実機後部には、充電とPC接続用のマイクロUSB端子と、ヘッドフォンジャックが装備されています。

後日改めて検証の必要はありますが、USBケーブルの相性はあまり選ばないようです。同梱のUSBケーブルがあまり長くないので、市販の物で流用が効くと嬉しいですね。







実機左サイドには上部に電源ボタン、下部に専用クレードル用と思わしき接触端子があります。電源ボタンは一度押すとスリープになります。

右サイド上部にはボリュームボタンです。SC-04Dの物理ボタンはこの2箇所だけ。

専用クレードルは是非とも欲しいところですね。しかもそこからHDMI経由で大型モニターへの接続などが可能であれば…夢は広がります。







バッテリーカバーを開けてみました。バッテリーカバーは上部にスリットが設けられていて、そこから剥がすような感じで開けます。意外と薄い素材なので、バッテリーカバーの開け閉めには少し勇気がいるかも?

そして大容量1730mAhのバッテリーがあり、右サイドにSIMカードスロットがあります。

また、SC-04Dには外部メモリーカードスロットがありません。実機本体に16GBのストレージを装備しています。




気になるプリインストールアプリもチェック!



次はプリインストールされているアプリ周りを見てみましょう。

購入直後のホーム画面です。全体的に広くスマートなイメージです。元より画面サイズも解像度も高いので当然かもしれません。

使用されているフォントも非常に見やすくなりました。







次はアプリ一覧画面です。なんと2画面で収まってしまいました。現段階では、いわゆるドコモ製のアプリがほとんど無い状態です。

ある意味すがすがしいですね。これから皆さんで思い思いのアプリを入れていってください。







アプリ一覧の画面をそのまま右にスワイプさせていくと、今度はウィジェット一覧の画面になります。ウィジェット類は非常に豊富です。

この点はAndroid 4.0ならではの特徴です。元は3.X系OSの機能でした。アプリやウィジェットの配置が非常にスムーズに行えます。

また、インストールされたアプリは、ホーム画面上に自動でショートカットアイコンが作成されるのも3.X系OSからの機能です。







標準のロック画面です。デザイン的にはこれも3.X系OSからです。

錠前アイコンを画面右側にスワイプさせてロックを解除します。
画面左側にスワイプすると、すぐにカメラが起動します。

気になるフェイスアンロック機能に関しては次回以降、機能的な検証も含めてお伝えします!







カメラ機能は、私が個人的に一番評価したいポイントです。
画面右側のスライダーを上げることでズームになります。純正アプリでは初の対応で嬉しい限り。ズームも意外とスムーズですし、ピントも素早く合ってくれます。



画質の好みで判断は分かれると思いますが、少なくともかんたんな撮影だけで言うならデジカメを持ち歩く理由が無くなると思います。





電話機能だけでなく、SC-04Dは画面デザインが「黒とブルー」で統一されている点も見逃せないポイントだと思いますよ。

しかも、格段に電話しやすくなりました。ただ、「4.0になってようやくここまで…」というのも何か問題なような気がしますが。







YouTubeでは、HD画質での再生に対応しました。
また、端末で見た動画を「保存」(正確にはブックマーク的機能なんですが)すると、PC上でもそれが反映されるのは面白いと思います。

ブラウザではタブ機能が強化され、PC⇔モバイル向けページの切り替えが簡単に行えるようになっています。

この辺りも後日みっちりとお伝えしたいところではあります。







メール画面とマーケット画面です。メールでは送信や削除といったボタンのレイアウトが良くなりました。

マーケットでは、Android 2.x向けの最新版と大きな変更はなく、画面右上にメニューボタンの代わりが表示されるようになりました。
また、SC-04D本体のCPU能力のおかげで、マーケットアプリはスムーズに表示されていると感じました。あとは通信環境次第でしょうか。






今回の締めくくりはアプリの削除関連です。これも3.X系OSからの流れに変わりました。

ホーム画面からの削除はゴミ箱のレイアウトが画面上部に移動し、アプリ一覧画面からは、そのままアンインストールが行えるように変更されています。

アンインストールに関しては専用のアプリなども豊富にありますが、OSレベルでかんたんに行えるにこしたことはありません。





ようやく(?)陽の目を見たSC-04DとAndroid 4.0。若干大急ぎのレビューで「物足り無いぞ!」というオクトバ読者の皆様も多いでしょうが、2回目のレビューでは、気になるホストUSB関連、ビーム機能、更に突っ込んだアプリ周りの解説を行っていきたいと思いますので、乞うご期待です!