実は「ゲームは一人で遊ぶ派」な私ですが、他の人と一緒にいるのに独りで黙々とゲームするほど野暮でもないので、それなりに対戦ゲームも遊びます。
しかし、格闘ゲームやオンライン対戦系ですと、そのゲームに対する慣れ不慣れで極端な対戦結果になりやすいのもまた事実。
もっと平和に仲良く、ときに殺伐としながら(?)対戦ゲームが楽しみたいなぁ、とも思うわけです。しかし、そんなゲームって存在するんでしょうか?
そんな私の疑問にこっそりと応えてくれたのが『2プレイヤーの原子炉』。このアプリには一瞬で勝敗が決定するゲームが多数収録されています。
微妙に意味不明な日本語タイトルがついているということは…そうです、海外製のゲームアプリです。
しかし、収録されているゲームは「ボタンをタップ」する以外は、目と頭脳と神経をすり減らすだけのポジティブなシステムを採用していますので、何も考えずに「Quick Game」をタップして遊んでください!
「Custom Game」ではゲームのルールを変更して遊ぶことができます。
基本の遊び方は、Android端末の両サイドに分かれて、各ゲームのルールに合わせて、自分のプレイヤーサイドの空白部分をタップするだけです。
「Customo Game」で変更可能なのは、「1回のプレイで遊べるゲームタイトル」や、「勝敗ポイント」、言語設定などです。
勝敗ポイントは最大で100万ポイントという、途方もないのを通り越した数字でも遊べます。1種類のゲームを延々繰り返すというのも、ある意味で潔い対戦ゲームの遊び方ですね!
とにかく対戦のためだけにあるゲームアプリですので、さっそく(収録されているゲームの一部ではありますが)どんなゲームが収録されているか解説していきます。
「プラスが多ければタップ」
ランダムに明滅するプラスとマイナスの中で、プラスの数が多いときにタップできれば勝利です。
「ネズミはチーズにありつけるか」
ネズミとチーズが1本の線で結ばれている場合だけタップしてください。ときおり結ばれていないケースもありますよ。
「国名と首都名が一緒ならタップ」
地理力と英語力が問われるゲームです。戸惑いながらちゃんと読もうとする努力が、このゲームの醍醐味でしょうか。
「文字と文字の色が合ってたらタップ」
同じく…というほど英語力は要りません。その分、間違えると赤っ恥が待っています。集中力が要求されるゲームです。
「泣き顔マークを見つけたらタップ」
微妙に変動を繰り返すスマイルマーク。ただし一瞬だけ「泣き顔」マークに変わるときがあり、それを狙ってタップしてください。スマイルマークの微妙な動きがミスタップを誘いますから注意です!
「同じ絵柄が3つでタップ」
これは極々、単純なルールです。ほとんどスピード勝負。集中力だけが勝敗を決めます。
「同じ絵柄を2個見つけたらタップ」
緩いスピードでスクロール&回転するイラストの中で「同じ絵柄」の物を見つけたらタップします。単純そうですが、同じ絵柄のイラストは各列1個ずつとは限りません。2列同時に注意しなくてはいけないのです。
「3目並べで1列揃ったらタップ」
順々に表示されていく「○」と「×」。どの列でも3つ揃った時点でタップしてください。どちらのマークも微妙なタイムラグで表示されていくので、思わずお互い見合ってしまい、並んでいるのに気がつけないケースも…。
「どっちの国が大きいか」
不等記号で結ばれた国同士、面積が大きい国の方に記号が開いていればタップするルールです。これも国名をちゃんと読みつつも、世界地図を脳内検索できる方が勝てる…筈です。
「2色のダイスの目の合計数が一緒ならタップ」
ダイスの目はランダムに変わっていきますし、ダイスの数も一緒とは限りません。ジリジリと変わっていくダイスの目の合計数を数えながら、やはりジリジリとした焦燥感が楽しめるゲームです。
規定ゲーム数が終わると、各ゲームの勝敗数で勝負が決まります。
ゲームそのものが面白いと言うよりは、ゲーム中の相手の出方や反応を楽しむのが、実はこのゲームの一番の面白いところなんですね。
宴会の席などで「負けたら罰ゲーム」などと設定を作って遊ぶと、周りの人たちも十二分に盛り上がってくれそうですね!
『2プレイヤーの原子炉』には、姉妹品とも言える4人対戦版の『4 Player Reactor』もあります。有料ですが人数が増える分、勝つ面白さも負ける悔しさも4倍楽しくなりますね。
クリスマスやお正月などで仲間内で騒ぐ機会も増える季節ですから、是非とも遊んでみてください。