【Androidニュースのまとめ】 2011年12月3日 − 2011年12月9日

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この2、3週間は新商品のニュースに乏しい期間だったが、この週には富士通から新しいスマートフォンが披露された。au向けの超薄型端末「ARROWS ES IS12F」だ。6.7mmの薄型軽量ボディが魅力。また、米GoogleがAndroid Marketで100億ダウンロード突破記念として10日間の90%オフセールを開始した。日々10本程度の有料アプリがピックアップされ、各10円で販売されるおトクなキャンペーンだ。まだ実施中なので、ぜひチェックしてみてほしい!




【新商品・アプリ情報】

(1) 富士通、au向けスマートフォン「ARROWS ES IS12F」を発表

富士通は5日、au向けの新商品「ARROWS ES IS12F」を発表した。2012年1月以降に発売予定のAndroidスマートフォンで、OSにはAndroid 2.3.5を採用する。最大の魅力は薄さ僅か6.7mm、重さ約105gの薄型軽量ボディ。さらに、美しい表示が可能なNEW AMOLED(有機EL)ディスプレイも特長の一つだ。




ハードウェアの主な仕様は、CPUが米Qualcomm製Snapdragon MSM8655 1.4GHzで、ディスプレイのサイズは4インチ、解像度は480×800、カメラは有効画素数約511万画素、Wi-FiはIEEE802.11b/g/n、Bluetoothは2.1+EDRをサポート、端末のサイズは約64×127×6.7mm、カラーラインナップはルビーレッドとグロスブラックの2色など。

ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、防水性能にも対応する。


下に掲載した動画は発表会場で展示されていたデモ機の模様を収めたもの。
※Android端末からご覧の方は、下のリンクよりYouTubeアプリを起動してご覧ください。
au向けスマートフォンARROWS ES IS12Fの紹介


(2) NECカシオがMEDIASシリーズ最新機種購入者を対象にG-SHOCK「GB-6900」のプレゼント企画を実施

NECカシオはスマートフォン「MEDIAS」シリーズの最新4機種の購入者を対象にカシオ計算機製の腕時計「G-SHOCK GB-6900-4JF」をプレゼントするキャンペーンを実施する。対象となる機種は「MEDIAS PP N-01D」(ドコモ)、「MEDIAS LTE N-04D」(ドコモ)、「MEDIAS BR IS11N」(au)、「MEDIAS CH 101N」(ソフトバンク)。




G-SHOCK GB-6900や前述したスマートフォン4機種はBluetooth low energy technologyに対応しており、腕時計とスマートフォン間で連携する機能を利用することができる。腕時計側でスマートフォンの着信通知を受け取ったり、逆に腕時計からスマートフォンの音や振動を起動することができる。

計900名にプレゼントされるので、MEDIAS購入予定者はぜひ応募してみよう!詳細は下記リンク先をチェックしてほしい。
次世代型G-SHOCK プレゼントキャンペーン



(3) Google、10日間限定90%オフセールを実施




Android Marketで配信されているアプリの総ダウンロード数がついに100億を突破した。米Googleはこれを記念し、10日間限定の90%オフセールを開始した。開始日は米国時間の6日、日本時間の7日であり、以後10日間開催され、日替わりで日々10本のアプリが各10円で販売されている。

毎日ラインナップが変わるので、日々チェックする楽しみがある上に、ピックアップされたアプリが有力タイトルばかりなのも嬉しい。

下のリンク先からぜひチェックしてみてほしい。

10 Billion Downloads! – Android マーケット




【通信サービス関連ニュース】

(1) 都営地下鉄と東京メトロの列車内で携帯電話回線が利用可能へ

都営地下鉄と東京メトロの列車内において携帯電話回線がついに利用可能になる。もちろん、車内での音声通話はマナー上、避けるように注意されているが、メールやウェブサイトの閲覧などインターネットを利用できるようになる点は地下鉄を日々利用するユーザーにとっては嬉しいところだろう。

予定では都営地下鉄及び東京メトロ共に2012年3月以降に対応が順次開始される。都営地下鉄は新宿線の新宿駅から九段下駅間から始まり、浅草線、三田線、新宿線のその他の区間で順次対応していく。東京メトロは来年3月末から南北線本駒込駅から赤羽岩渕駅間で対応開始する。以後、順次全線へ拡大していく予定。

(2) ソフトバンク、大阪市営地下鉄での公衆無線LANの提供を開始へ

ソフトバンクは12月19日より、大阪市営地下鉄の一部の駅構内での公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」の提供を開始する。対象となる駅は新大阪駅、心斎橋駅、堺筋本町駅、森ノ宮駅。

利用の際のSSIDはいつものように「0001softbank」。

(3) 日本通信、イオン限定プランに音声通話付きパッケージを追加へ。低価格で利用可能

ドコモの通信インフラを利用した上で自社の通信サービスを展開する日本通信は、イオン限定で提供しているデータ通信プランに組み合わせて利用することのできる音声通話プランを新たに用意したと発表した。ドコモの高品質の通信回線で低価格の音声・データ通信を利用することができるので、用途次第では十分実用的にかつおトクに使うことができる。




この音声通話プランは、データ通信プランA/B/Cのいずれかと組み合わせて契約するので、音声通話プラン単独での契約は不可能。あくまでもパッケージとしてセットで契約することになる。音声通話プランは基本料1,290円のプランS、同2,100円のプランM、同3,675円のプランLの3つが用意されている。それぞれに無料通話分も含まれる。


例えばデータ通信プランAと、音声通話プランSを組み合わせた場合、2,270円/月から、運用可能だ。ただし、データ通信速度はこの場合ベストエフォート100kbps。

【ソフトウェア更新情報】

(1) ドコモ向け「F-12C」

富士通製スマートフォン「F-12C」に対する最新のソフトウェア更新が6日にリリースされた。今回の内容は、9月22日に公開されたものの不具合発覚から配信が一時停止されていたバージョンの対策版になる。対策完了までに2ヶ月以上の期間がかかったことになるが、ようやくリリースされた。

今回のバージョンに含まれる改善内容は次の通り。

・電源ON時、携帯電話(本体)がフリーズし再起動する場合がある。
・画面表示をOFF後、HOMEボタンを押下しても画面が点灯しない場合がある。
・ブラウザで新しいページを表示する際に、まれに既に開かれているウィンドウが正常に動作しない場合がある。
・2011年9月22年(水曜)に提供されたソフトウェアアップデート後、携帯電話(本体)が正常に起動しない場合がある。

(2) ドコモ向け「LYNX SH-10B」

シャープ製スマートフォン「LYNX SH-10B」に久しぶりのアップデートだ。とはいえ、今回のソフトウェア更新の内容は不具合対策。新機能は特に盛り込まれていないものの、不具合が改善されるので、ユーザーの方はしっかりと導入しておきたい。配信は7日より開始された。

内容は「ワンセグ視聴中にアラームが正常に動作しない場合がある」と「spモードメールに添付されている動画ファイルや音楽ファイルが正常に再生できない場合がある」という事象の改善。

(3) ドコモ向け「P-01D」

パナソニック製スマートフォン「P-01D」に対するソフトウェア更新が6日にリリースされた。主に不具合対策を目的とするバージョンで、「VPN接続をしようとした場合、VPN接続ができない場合がある」という事象の改善と、spモードメール利用時のメール作成画面における絵文字選択表示が修正される、という内容が含まれる。

【あとがき】

冒頭の見出しには書かなかったものの、実はこの週最大のビッグニュースは、都営地下鉄と東京メトロで携帯電話回線の利用が可能になる話だろう。地下鉄では従来、駅での停車時の列車内を含め、駅構内では携帯電話回線が利用できたものの、列車の走行中には利用できなかった。ところが、来春以降順次利用可能となる。これは技術的には音声通話もデータ通信も両方とも利用可能となる。キャリアもドコモ、KDDI、ソフトバンク、イー・モバイル各社対応だ。ただし、記事中にも書いたように、音声通話はマナー上利用すべきではないし、データ通信に関しても優先席付近など禁止されている場所や、マナー上宜しくない場合には使うべきではない。しかし、一般的なマナー上許される範囲内ではとても利便性が向上する話で、特に都内に通勤・通学する方にとっては嬉しい話だ。

今週もGAPSISがお伝えしました! 来週もお楽しみに!







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