【Androidニュースのまとめ】 2011年12月10日 − 2011年12月16日

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今週は端末よりもアプリやサービス関連で大きな話題があったので、それを中心にお伝えしたい。Googleが開発・提供している日本語入力システム「Google 日本語入力」のAndroid版のβ版がついに登場した。あくまでも開発中のバージョンだが、Google 日本語入力ならではの語彙や機能は魅力だ。また、YouTubeの動画レンタルサービスがAndroidにも対応した。今後はスマートフォン/タブレットから手軽にレンタル視聴できる。





【アプリ】

(1) Android向けの「Google 日本語入力 Beta」が登場

グーグルは15日、Android向けの日本語入力システム「Google 日本語入力 Beta」をリリースした。同システムならではの独自のサジェスト機能や語彙力を利用できる。アプリはこちらのページから入手できる。




Google 日本語入力はすでにWindows PC、Mac向けのデスクトップ版が提供中なので、それらのユーザーもいると思う。しかし、今回Android版が登場したことで利用可能な端末が一気に増えた。さらに、Android版では、モバイル端末からの利用の際に良く使われる語彙を中心に辞書が再構築されているので、メール作成や地図の検索などがラクになっている。


(2) YouTubeの動画レンタルサービスがAndroidに対応

YouTubeが1日から提供開始した動画レンタルサービスがAndroid端末でも15日から利用可能になった。Androidスマートフォンやタブレットから手軽に動画をレンタル、視聴できる。レンタル視聴にあたっては別途「Videos」アプリのインストールが必要なので、Android Market上のこちらのページからダウンロードしよう。




YouTubeの動画レンタルサービスは料金支払い後30日以内であればいつでも視聴可能。ただし、一度再生を開始したのちは、24時間~72時間で再生可能期間が終了する。この時間は作品によって異なる。ただし、再生端末はPCでもスマートフォンでもタブレットでも構わないし、借りる手続きも端末を問わない。スマートフォンで借りた作品をPCで見ても、その逆も可能だ。
なお、Videosアプリは、レンタル作品の視聴用のプレーヤーだ。



(3) ディズニーが月額300円でAndroid向けに特製アプリやコンテンツの提供開始

ディズニー・モバイルのユーザー以外でもディズニー特製のアプリやコンテンツを手頃な価格で利用できるサービスがウォルト・ディズニー・ジャパンにより提供開始された。月額300円で10種類のアプリとコンテンツが使い放題となるサービスが、「ディズニーマーケット」で提供中だ。

(C) Disney.

この定額制のサービスは「ディズニー・マーケットベーシック」という名で、ドコモ、au、ソフトバンクのAndroidスマートフォンで利用できる。着せ替えアプリやデコメール、カレンダー、日記などのアプリに加え、いくつかのコンテンツを楽しむことが可能だ。



【端末】

(1) ドコモ、Q-pot.Phone SH-04Dの限定販売台数を5万台へ引き上げ




デザイナーのワカマツ・タダアキ氏が手掛けるアクセサリーブランド「Q-pot.」とのコラボレーションモデルである「Q-pot.Phone SH-04D」の限定販売台数が当初の3万台から5万台へ引き上げられることがドコモから発表された。SH-04Dは2012年2月に限定販売される予定のスマートフォンで、「板チョコ」風の独特の外観デザインをしている。


さらに、内部ソフトウェアのUIやワイヤレス充電台も独自のデザインを採用している。

販売台数が5万台へ修正されたことで、より多くの方が入手できる可能性が高まった。

(2) DTI、国内最小・最長バッテリー・最軽量のWiMAXモバイルWi-Fiルーターを発売

DTIは9日、WiMAXに対応したモバイルWi-Fiルーターとして国内最小・最長バッテリー・最軽量の製品「Mobile Cube」の販売を開始した。サイズは約67×67×14.2mmで、重さは約69g。連続通信時間は最大約10時間。サポートする無線LAN規格はIEEE802.11b/gで、同時接続可能な台数は8台となっている。

また、DTIは12月31日までの期間、キャンペーンとしてMobile Cubeを0円、初月利用料無料、5,500円キャッシュバックの企画も実施中だ。

【サービス】

(1) ドコモの公衆無線LANサービスがセブン&アイの店舗で利用可能へ

NTTドコモは17日より東京23区内のセブン&アイ・ホールディングス傘下の一部の店舗において公衆無線LANサービス「Mzone」の提供を開始した。当初はセブン‐イレブン約550店舗、イトーヨーカドーやそごう・西武、デニーズなど約10店舗からのスタートだが、2012年2月末までにはセブン‐イレブン約1,300店舗、イトーヨーカドーなど約100店舗へ拡大される。

さらに、2013年2月までに全国約14,000店舗にまで拡大される予定。

(2) ドコモ、データ通信専用の定額新プラン「定額データプラン128K」を提供へ

NTTドコモは2012年3月1日よりデータ通信専用の定額新プラン「定額データプラン128K」を提供開始する。このプランは下り最大128kbps、上り最大64kbpsで3Gデータ通信を月額1,580円で利用できるもの。メールやSNS、容量の少ないウェブサイトの閲覧などの用途向けで、低価格で利用できる点が魅力。




このプランはソニー・コンピュータエンタテインメントの携帯ゲーム機「PlayStation Vita」の3G対応モデルでも利用することができる。



【ソフトウェア更新】

(1) ドコモ向け「ARROWS Tab LTE F-01D」

NTTドコモ向け「ARROWS Tab LTE F-01D」に対する最新のソフトウェア更新が14日より提供開始となっている。今回の内容は主に次の2つの事象の改善。

・本体の電源をオフの状態で充電すると、まれに充電できない場合がある。
・本体の電源がオフの状態で、電源ボタンを長押ししても電源が入らない場合がある。

どちらも重要な問題なのでユーザーの方は導入しておこう。F-01Dは自動更新に対応しているので、あらかじめ設定された時間に自動的にダウンロード/書き換えが行われる。ソフトウェア更新における3G回線利用のパケット通信代は無料だ。

(2) au向け「Motorola XOOM TBi11M」

KDDIは15日、Motorola製のAndroidタブレット「XOOM TBi11M」に対する最新のソフトウェア更新の提供を開始した。今回のソフトウェア更新ではOSがAndroid 3.2にバージョンアップされる。また、「QuickOffice」というオフィス系のアプリが追加インストールされる。さらに、別売りのドックへの接続時に特定のアプリを自動的に起動できる機能が追加される。

なお、ソフトウェア更新に関して1点注意事項があり、Android 3.0からの直接の導入はできない。Android 3.0でXOOMを利用している方は一旦3.1へバージョンアップした後に今回の3.2へのソフトウェア更新を導入する手順を踏まなければならない。

(3) au向け「Motorola Photon ISW11M」

KDDIは13日、Motorola製スマートフォン「Photon ISW11M」に対する最新のソフトウェア更新の提供を開始した。今回の内容はいくつかの新機能追加や改善事項で、次の通り。

・LISMO Port (PC連携) の対応
・カムコーダ (ビデオ録画) の1080Pの対応
・WiMAX接続時の安定性向上
・Wi-Fiテザリング接続時の安定性向上
・モトローラ提供のプリインストールアプリなどの表示文言の修正
・セキュリティーの向上

ソフトウェア更新は3G/WiMAX/Wi-Fiのいずれかのネットワークを利用して導入できる。ただし、3G/WiMAXの場合はパケット通信代が発生するので、フラット型のパケット定額サービスに加入していない方などは注意してほしい。

(3) イー・モバイル向け「Sony Ericsson mini」(S51SE)

ソニー・エリクソン製スマートフォン「Sony Ericsson mini」(S51SE)に対する最新のソフトウェア更新がイー・アクセスから15日にリリースされた。今回の更新内容は端末使用中の動作安定性を改善されるものであり、特徴的な新機能の追加などはない。

ソフトウェア更新は3G/Wi-Fiで導入可能だが、3Gの場合はパケット通信代が発生するので注意してほしい。

【あとがき】

Android端末の魅力の一つに、様々な種類の日本語入力システムを選べる点があります。「Google 日本語入力 Beta」もオススメ・システムの一つです。ぜひ試してみて下さい。合わなければ手軽に切り替えられますし、この機会に他のシステムを試してみるのもアリかと思います。ATOKやFSKARENもオススメです。

今週もGAPSISがお伝えしました! 来週もお楽しみに!







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