年末から年始にかけては、色々と贈り物やお届け物が増えるシーズンです。普段ならせいぜい1個や2個程度なのに、年末年始は発送物の数が増えてしまいます。
そこで気になるのが「昨日送った荷物は無事届いているかな?」ということ。期日指定配送のケースもあり、発送日と到着日が記憶とズレ込む、なんてことも…。
まして年末は受け取る側の方も忙しい訳で、荷物がちゃんとその方の手元に届いているかは本当に心配の種でもあります。
そこで今回ピックアップするアプリは、様々な宅配業者の配送状況を一手に管理できる『配送でポン』です。
最近ではどの業者も「配送物追跡サービス」をWeb上で提供していますが、複数の業者を利用しなければならない場合は、いちいちそれぞれの業者のサイトにアクセスして…などと大変面倒ですよね?
このアプリなら、「配送業者」と「問い合わせ番号」を入力するだけで、最新の配送状況を把握することが可能なんです。
これなら通勤電車の中でも贈り物の行き先が分かって、非常に助かります。
「問い合わせ番号」は、配送業者によっては呼び名が変わりますが、だいたいの場合は発送伝票右上に12桁の数字で記載されています。
コンビニなどで発送したときに貰える、控えの伝票をチェックしてみてください。
ちなみに、このアプリで配送物を追跡できるのは全部で13の業者です。
「ヤマト運輸」に代表される国内の大手宅配業者はもちろんのこと、「日本郵便」や海外向けの発送物取り扱いでは有名な「FedEx」まで網羅しています。
残念ながら完全網羅している訳ではありませんが、この13社であれば間違いなく近所に支社や代理店がある筈ですし、頼めば荷物のピックアップもしてくれるケースは多いです。つまり、ほぼ万全と言えますね。
ちなみに、「問い合わせ番号」の入力には「バーコードスキャナー」や「音声認識」の利用も可能です。
ただ…たいていの発送伝票は横長のバーコードを利用していますので、ちゃんと読み取らせるのにはコツが必要ですし、音声入力するにも12桁もの数字を読み上げるのも一苦労。
ここはおとなしくAndroid端末のソフトウェアキーボードから1字ずつ入力した方が無難です。
それでは、実際のアプリ操作の方法です。今回は田舎に住んでいる姪へのクリスマスプレゼントをゆうパックで発送したので、それを元に情報を入力します。
上段から、ゆうパックは「日本郵便 荷物」に該当します。また品物の内容は「クリスマスプレゼント」を記入しました。品物の内容は未記入でも問題ありません。
そして「問い合わせ番号」も入力します。もしこのときに、同じくゆうパックで発送した品物がある場合は、改行を入れて続けて入力します。
そこまで終わったら、後は画面下段の「登録する」ボタンをタップするだけです。
配送物の情報が登録されました。後はこの登録情報の項目をタップするだけで、その時点での配送状況が確認できます。
更に配送情報を登録したい場合は、端末のmenuキーをタップすると設定メニューが表示されますので、改めて必要事項を同じように登録してください。
ちなみに、登録情報の項目を長押しすると設定メニューが表示されます。
伝票番号の編集や、登録情報削除、また業者によっては再配達設定などにも対応しています。
それでは実際に「姪宛のクリスマスプレゼント」は、現時点でどこにあるのかチェックしたいと思います。
…現在はゆうパックを受け付けてくれた地元の郵便局から、地域の中継点とも言える施設に搬送されたようです。
明け方には姪の住む地域の中継点に届いていそうです。
どんな小さな荷物であっても、送る側と受け取る側には「大事な荷物」であることは間違いありません。
そんな荷物の行方が手元で手軽にチェックできるのですから、便利なアプリと言えそうですね。