スマホの文字入力は「フリック」の他に、ケータイに慣れた方なら「ケータイ入力」、パソコン派は「ローマ字入力」など、自分の慣れたものを選択する人も多いでしょう。
でもお子様やご高齢の方など、これまで文字入力をしたことがない方にとっては、入力方法を覚えるだけでも一苦労ですよね。
そんな方にオススメしたいのが『簡単日本語入力鍵盤 50音型 漢字変換可能 日本語IME』です。
例えば「へ」を入力したければ「へ」をタップするだけ、という、ある意味最もわかりやすい日本語入力アプリです。
インストール後、アプリ一覧から本アプリを起動すると、設定画面になります。
見た目のカスタマイズやユーザー辞書の編集などはここから行えます。
最初は特に変更すべきところも無いので、最下段の「このIMEをインストールする」で本アプリにチェックを入れ、続いて適当な入力欄を長押して本アプリを選ぶ、という手順でOKです。
基本となる日本語入力はこのように、50音順表がそのままキーボードになったようなスタイルです。
フリックや連続押しの必要はなく、「こ」をタップすれば「こ」が打てるという非常にわかりやすい入力法です。
左の「平」をタップするごとに「あ~な行」「は~わ行」「濁音・半濁音」と切り替わります。
同様に「片」をタップすると、直接カタカナ入力にすることもできます。
また左下の「文字」をタップすることで、QWERTY配列の英字キーボードと、数字入力に切り替えることも可能です。
本アプリは『OpenWnnフリック入力対応版』や『Simeji』のローカル機能などと同じく、オムロン社製のJapanese IMEがベースになっています。
『ATOK』『Google日本語入力』などと比べてしまうと固有名詞の弱さを感じるものの、普通に文章を打つ分には問題のない変換精度です。
よく使う言葉をユーザー辞書に登録することで、使い勝手はより改善します。
特に「あ~な行」と「は~わ行」にまたがる言葉は、短い読みで登録しておくと切り替えの手間が捗りますよ!
ついでにキーボードの見た目も変えてみました。「メタリック」はなかなかCOOLなデザインで、視認性も良好です!
「あ~な行」と「は~わ行」を毎回「平」で切り替えるのが手間といえば手間なのですが、「押した文字がそのまま打てる」というのは確かにわかりやすいと思います。
お子さんやご高齢の方だけでなく、日本語に不慣れな外国の方が使うのにもいいかもしれませんね。