ノベルゲームの中でも、とりわけPC向けの「美少女ゲーム」は、いわゆる「オタク向け」としてのイメージが強く、食わず嫌いな方は多いと思います。
「美少女」は商業的な理由から仕方ない部分もあるのですが、それを取り去ったシナリオ部分も読み物としてクオリティが高いのもあり、いわゆる「泣きゲー」として高い評価を受けています。実際、家庭用ゲーム機に移植されたり、地上波アニメ化されて大ヒットしたものも少なくありません。
今回はそんな泣きゲーの中でも根強い人気を誇る、有名タイトルの移植版『D.C. ~ダ・カーポ~』をご紹介します。
ゲーム開始までは比較的スムーズ
初回起動時のにデータダウンロードはありますが、比較的短時間で終了します。
その代わり、シーンが変わる際などに逐一データのダウンロードが行われます(ライセンスキー購入で一括ダウンロードも可能)。
また残念ながらボイスはありませんが、その分総データサイズは105MBほどと比較的コンパクトです。起動したらさっそく「Start」をタップしましょう。
スマホ向けのインターフェースで快適プレイ!
テキスト量はかなりありますが、インターフェースがスマートフォン向けに最適化されており、読むのが全く苦になりません。
画面タップ…メッセージ送り
画面長押し…メッセージ早送り
上フリック…ウィンドウ消去
下フリック…回想モード
選択肢によって見られるイベントCGが変わったり、後の展開が大きく変わることもあるので、選択肢の前にはmenu>セーブしておくことをおすすめします。
セーブデータは20個まで保存でき、シーン名やサムネイルも表示されます。
もちろんCG閲覧やBGMモードも搭載しています。
特にBGMは現在でも評価の高い名曲揃いなので、スマホで手軽に試聴できるのは嬉しいですね!
個性的なキャラクターたちが織り成す「こそばゆいストーリー」
舞台は年中散ることのない桜が咲く「初音島」。
主人公の「朝倉純一」は「かったるいな~」が口癖の、一見普通の学生ながら、「他人の夢を見てしまう能力」や「和菓子を具現化する能力」という便利なんだかよくわからない能力の保持者です。
妹の「朝倉音夢」は、ちょっと微熱がちな女の子。
しっかり者で家事も万能と見せかけて、致命的な弱点も…。
そして冒頭の夢にも出てくる「芳乃さくら」。金髪ツインテールのボクっ娘です。
幼き日に彼女と交わした約束が、物語の大きな鍵となっています。
ある意味衝撃的な登場シーンの水越姉妹。
おっとりした天然キャラの「水越萌」と活発な「水越眞子」は、性格が真逆ながらいいコンビです。
そして「白河ことり」 は、優しく歌が上手、そして可憐な容姿から学園のアイドル的存在です。
そんな彼女にもある秘密が…。
メインヒロイン的存在である音夢をも凌ぐ、超人気キャラでもあります。
続きは有料版で!
…と、一通りキャラが出揃ったところで体験版は終了します。
続きをプレイするには、「萌えAPPストア」にてライセンスキーを購入する必要があります。
続きが気になる方は、ぜひダウンロードしましょう!
軽妙なノリの日常パートで笑い、シリアスなパートでグッと締める、まさに泣きゲーの代表作と呼べる名作が手軽に楽しめる本アプリ、美少女ゲームを食わず嫌いな方もぜひ一度プレイしてみてください!
またプレイ済みの方も、4月27日に6年ぶりとなる正式続編「D.C.III~ダ・カーポIII~」(Windows版、全年齢対象)も発売予定ということで、本アプリで復習してみてはいかがでしょうか?