Android端末を始めとしたスマートフォンは、普段は表に出ない部分でも様々なアプリが起動しています。
そのおかげもあって便利に使える訳なんですが、見えない所で動いてるアプリがあったとしても、端末の稼働状況まで「見えない」もしくは「見えづらい」というのは避けたいもの。
特にバッテリー関連の状態は、可能な限り正確に把握しておかないと、肝心なときに「電池切れで使えない」なんて困ったことに…。
そこで今回ピックアップするのは、バッテリーの残量を非常にシンプルかつ一目で分かりやすく表示してくれる『Circle Battery Widget』。
海外アプリなので全て英語表記ですが、シンプルで分かりやすいメニュー構成です。
さっそくウィジェットを起動してホーム画面に配置しよう
このアプリ、その名前の通りに「ウィジェット」アプリですので、インストール後に起動するには「ウィジェットメニュー」を表示させます。
お使いのホーム画面を長押しすると「ホーム画面に追加」枠が表示されますので、その中の「ウィジェット」をタップするとウィジェットメニューが起動します。
端末によっては「ホーム画面に追加」枠の名称が違う場合もありますが、基本は「ホーム画面を長押し」ですよ。
「ウィジェット」メニューが起動しました。「1×1」の最小サイズから、「4×4」の最大サイズまで全部で6種類のウィジェットがありますので、お好みのサイズを選んでください。
今回は「1×1」のサイズを選んでみました。項目をタップするとホーム画面にウィジェットが配置されます。
サークルはバッテリー残量を、数字はその残量のパーセンテージ表示に相当します。1%単位で表示可能です。
英語表示出も問題無し!設定メニューを完全解説!
『Circle Battery Widget』の実力はこれだけではありません!ホーム画面上のウィジェット本体をタップすると、今度は設定メニューが表示されます。
このウィジェット、実は非常に細かい部分に渡って表示方法がカスタム可能なんです。
設定メニューの内容は次の通りです。
・Background…ウィジェットに背景色が付加できます。
・Circle…サークルの表示を変更できます。
・Text…数字表示の設定変更。
・Colors…表示色調整と設定変更。
・Widget…ウィジェットの機能変更。
また、端末本体のバッテリー管理メニューへのアクセスも可能です。
ウィジェット全体の表示方法を変えてみる
Background
・Show background…背景色表示の有無
・Color…背景色設定
Circle
・Show circleサークル表示の有無
・Show full circle…サーク表示方法の設定
・Clockwise circle…残量表示方向の設定
Format
・Diameter…サークルの直径
・Thickness…サークルの幅
Background
・Show background…サークル塗りつぶしの有無
・Color…塗りつぶす色の設定
「Text」で数字表示を変更してみよう
Text
・Show text…数字表示の有無
Format
・Size…数字表示のサイズ設定
・Bold…太字表示の有無
ちなみに、カラー設定はRBG方式。設定そのものはスライダーを動かして行います。色々と試しながら好みのカラーを設定してください。
「Circle」でサークルの表示色をカスタマイズ
Circle
・Normal color…標準色設定
・Full circle…サークル表示色
・Warning color…バッテリー残量30%未満時の色
・Critical color…バッテリー残量15%未満時の色
・Charging color…充電中の色
・Charged color…充電完了時の色
Text
・Use different colors…表示色同調の有無
・Normal color…標準色設定
・Warning color…バッテリー残量30%未満時の色
・Critical color…バッテリー残量15%未満時の色
・Charging color…充電中の色
・Charged color…充電完了時の色
ウィジェットの起動条件は「Widget」で設定しよう
Behavior
・Clickable…タップ時の設定目メニュー起動
Levels
・Warning…注意表示のバッテリー残量設定
・Critical…警告表示のバッテリー残量設定
端末のバッテリー関連設定にもアクセスできる
『Circle Battery Widget』の設定メニューにある「Battery」「Battery usage」をタップすると、直接Android端末本体の設定メニューの内の、バッテリー関連の設定項目にアクセスできます。
ここから現在のバッテリーの使用環境や、起動中のアプリの電力消費量のチェックが可能です。
必要があれば、不必要なアプリを強制終了させるなどの節電対策も行えます。
見やすさではバッテリー系ウィジェットの最右翼
実際に一部の設定を変更してみました。
個人的にはサークルの表示幅は太め、数字表示も太字表示が見栄えが良いように感じます。また、大きさも「1×1」がアプリアイコンとの相性が良いのではないでしょうか?
今回はシンプルな壁紙ですが、賑やかなデザインのものであれば背景色も設定するとベストですね。
バッテリー残量を表示するウィジェットは様々ありますが、見やすさに関しては最右翼のウィジェットと言えるのではないでしょうか?
英語表記も難しいものではないですから、是非とも一度インストールしてみてくださいね。