ウィキペディアモバイル : 知りたいことや分からないことは手元のスマホでチェックしよう!無料Androidアプリ

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ネット上での調べ物に便利な物と言えば、そう「ウィキペディア(Wikipedia)」です。
ブラウザ上でWebページを編集可能なシステム「Wiki」と、百科事典を指す英語の「encyclopedia」が合わさった造語ですが、誰もが無料で自由に編集に参加できる、ある意味ではインターネットそのものの象徴とも言えるWeb百科事典です。
今回ピックアップするのは、その「ウィキペディア」閲覧用、しかも初の公式アプリである『ウィキペディアモバイル』です。これまでにも様々な「ウィキペディア」閲覧アプリがリリースされていますが、ようやく真打ちが登場です!



アプリの特徴
  • ウィキペディア公式閲覧アプリが遂に登場
  • オフライン閲覧が可能な保存機能あり
  • 表示言語を任意に設定可能
ウィキペディアモバイル
価格:無料
開発:Wikimedia Foundation




遂に登場!何はなくとも御本家公式アプリ



画面上段の検索枠に知りたい事柄のキーワードを入力し、検索します。ちなみに検索枠左側の「W」をタップすると、このトップページに戻ることができます。

今回のアプリ化で、「ブラウザから調べればそれで十分じゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、公式アプリならではの特筆機能もあり、インストールしておいて損はありません!




今日は何の日?読み物としても見逃せないトップページ



ちなみに、トップページには「新着情報」や「今日は何の日」、「季節の話題・画像」といった興味深い記事も掲載されていて、見逃せません。

ちなみに、1月25日(1077年)は「カノッサの屈辱」が起きた日だそうですよ。

こういった知識は、そうそう知る機会も少ないのでためになります。




ウィキペディア検索はうろおぼえでも何とかなるかも?



さっそくキーワードを入力してみます。もちろん、一発目のキーワードはお約束で「Android」です。

元から検索したいキーワードが明確な場合は困る理由もありませんが、「あれって何だっけ…」程度の記憶でも、冒頭の数文字からでも検索候補が出てきます。

また、同名のキーワードもリスト表示されるので、Web版同様に検索で困ることはありません。




通勤通学の暇つぶしから仕事用の参考書にも!



「Android」の項目が表示されました。真っ先に目に飛び込んできたのは最新OSであるAndroid 4.0(ICS)のホーム画面の画像です。

『ウィキペディアモバイル』では全編に渡って大判で鮮明な画像が数多く掲載されているので、飽きません。




拡張機能で更に便利に使える



端末のmenuキーをタップすると操作メニューが表示されます。内容は以下の通りです。
・「Read in」…表示ページをその他の国の言語で閲覧できます。
・「付近」…位置情報から現在位置を表示します。
・「履歴」…過去の検索履歴を確認できます。
・「Save page」…現在の表示ページの保存が可能です。
・「Saved pages」…保存したページの閲覧と確認。
・「その他」…共有機能などが使えます。




お国柄を反映するのはウィキペディアの基本です



「Read in」機能を試してみました。日本語で表示されている「Android」(人造人間の方ですよ)のページををロシア語圏のキリル文字に変更してみました。

驚きなのは記事内容の翻訳に伴い、掲載されている画像も変わったことです。

つまり、その言語圏のお国側を反映した記事構成になるのですね。







次に「付近」、「履歴」機能の画面です。

「付近」機能は現状では端末の位置情報からマップしか表示してくれません。マップの地名から検索できるような機能強化をお願いしたいところです。

「履歴」機能は見たそのまま。リスト中の項目をタップすると、そのページを再表示できます。




保存機能でオフラインでも大丈夫



読んでいるウィキペディアのページを、あとで改めて読みたい場合(オフライン時など)は「端末menuキー→Save page」から保存ができます。

もちろん、読むときは「端末menuキー→Saved pages」で保存ページのリストを呼び出して、その項目をタップすればOKです。







「端末menuキー→その他」からサブメニューで次の機能が利用できます。主に注目すべき項目は以下の3点です。
・ページを共有…共有メニューから他アプリとの連携が可能です。
・テキストを選択…記事内容のコピー&ペーストが可能です。
・設定…言語や表示フォントのサイズが変更可能です。




公式ならではの今後の機能強化に期待して「★★★★」!

アプリとしての完成度は及第点。特にAndroid初心者の方にはスタンダードなアプリになると思います。

ただし現状では、本アプリよりも高機能なウィキペディア閲覧アプリがありますので、『ウィキペディアモバイル』には今後とも機能拡張を続けていって欲しいですね。




ウィキペディアモバイル
価格:無料
開発:Wikimedia Foundation





おすすめ光回線と絶対に後悔しない選び方
アプリ名ウィキペディアモバイル
対応OSAndroid 2.2 以上
バージョン1.0.1
提供元Wikimedia Foundation
レビュー日2012/01/24
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