ゲームジャンルで最近人気が高いのは「脱出系」や「謎解き系」ではないでしょうか。
システム的には両者共にアドベンチャーゲームが母体と言えます。
画面をタッチしながら、色々な手がかりを探してシナリオを進めて行くアドベンチャーゲームは、コンピューターゲームの世界では古くから遊ばれていた、まさしく王道的存在。
今回ピックアップする『スナークバスターズ:珍獣スナークを追え (Snark)』は、まさしくその王道復古とでも呼べるアドベンチャーゲームです。
元々は海外ゲームですが日本語化されているので安心して遊べます。
ゲーム本編のスタート画面です。「プレイ」ボタンをタップすると物語が始まります。
ちなみに、この無料版では「第1章」に相当するパートをプレイできます。プレイして気に入った方は、是非とも完全版(有料)もプレイしてみてください。
世界設定的には「蒸気機関が発明されてから455年」といいますから、史実から換算すると西暦2100年頃…って未来じゃないですか!
つまりはSFでいうとスチームパンク的な世界観を持つ物語になっています。
プレイヤーはヒロインのキラ・ロバートソンとして、タイトルにもある通りに「スナーク」の追跡劇に加わる事になります。
第一のクエストは、「エアシューターに詰まってしまった手紙を取り出して読む事」。
ゲームの基本的な流れは、各クエストに必要なアイテムを組み上げてそのアイテムを確保し、それにより物語を進行させることです。
部屋中に隠されているアイテム類のパーツや手がかりを、画面をタップしながら見つけていきましょう。
ゲーム進行中の重要ポイントや新展開が発生するとスポットライトが当たったり、解説テキストなどが表示されるので、とっつきにくさを感じる事はありません。
何より画面中の様々な物がどうやって結びついてくるのかという、謎解きの醍醐味に集中できるシステムになっています。
バラバラだったパーツを組み合わせて、無事ハンマー(アイテム)が完成しました。
さっそくエアシューターの管を叩いて手紙を取り出します。
手紙には新しいクエストの内容が書かれていました。
隣家に住んでいる署長の帽子を盗め、とは…。どんどんクエストのハードルが高くなっていきます。
しかし、隣家の様子を見に行くにも、玄関のドアが壊れていて外に出られません。まずはドライバーを組み立ててドアを直す必要がでてきました。
パーツやアイテムは、何もそのままフィールド上に置かれているわけではありません。戸棚の中や物陰など、触れる所はしつこいくらいタッチ&スワイプしてください。
物語が進むに連れて、クエストも複雑になっていきます。
署長の気をそらすためには署長宅に電話をかける必要があり、その手がかりは帽子に書かれているナンバーが必要です。
そしてナンバーを読み取るには望遠鏡を完成させること(もちろん、他にも様々な謎解きがあります)…謎また謎の連続です!
焦らずひとつひとつクエストをクリアしていきましょう。
望遠鏡を覗くと…署長の帽子のエンブレム部分に「478」と数字が書かれているのが分かりました。
今度は電話の番ですよ。ここまでしっかりと画面中を探っていれば、電話がどこにあるかは…もうお分かりですよね。
ちなみに、ゲーム進行に躓いたり迷ったりしたときは、画面下段右側の「?」ボタンを押してください。ヒントを教えてくれますよ!
ちなみに帽子を奪取するヒントは「本棚」です!
ここまでで第1章は終了です。
もちろん、あくまでもこのゲームの本題は「スナークバスターズ」。珍獣スナークの追跡行こそが、真のクエスト。
ちなみに「スナーク」とは、ルイス・キャロルの短編「スナーク狩り」に登場する架空の生物です。主人公一向の冒険も、「スナーク狩り」のような結末を迎えるのか?
是非ともみなさんの目で、「完全版」を確かめてください!