いくつあっても困らないアプリといえば、カメラアプリ。
被写体や目的にあわせて、色々な機能を使い分けたいですよね。
今回ご紹介するのは、ちょっと変わった撮影ができるカメラアプリです。
『Light Paint Camera』は、光の長時間撮影ができるカメラです。
いわゆるアナログ(フィルム式)カメラでいうところのバルブ撮影(長時間露光)的…ようはシャッターが開いたままの状態で撮影ができるんですよ。
そのためにポートレートなどの「ちゃんとした写真」は撮れませんが、夜景の撮影などに試していただきたいアプリです!
操作は至ってシンプル
アプリを立ち上げるとタイトル画面のあと、アプリの説明が出てきます。
海外アプリのために当然、日本語対応はしていませんが、使い方は難しくありません。「start」で撮影を開始し「stop」で完了。
画像を保存するときは「save」、最初からやり直したいときは「reset」です。普段使い慣れている単語なので、戸惑いはないと思います。
調整は「light-sensitivity」で
夜の道で撮影してみます。「start」をして、頃合がよくなったら「stop」。この画像の撮影時間は5秒くらいです。
光をどんどん重ねていく形式のため、長い時間撮影すると画面が白く飛んでしまいます。
画面下の「light-sensitivity」で、感光レベルを調整できます。光が強すぎる場合は感光レベルを下げてみましょう。
このアプリなら手ブレ撮影も味です!
感光レベルをかなり下げ、10秒ほど撮影。微妙な光のにじみが、ファンタジックな雰囲気になります。
10秒間だとスマホを持つのも大変!手ブレしちゃいそう…と思われる方もいると思いますが、逆にその手ブレが良い味を出してくれます!
イルミネーションや花火を撮影しても、面白い写真になると思います。
ちなみに…昼間の撮影にも挑んでみましたが、これは完敗でした。一瞬で白飛びしてしまいました。
理由はかんたん!先ほども書きましたが「シャッターが開いたまま」の状態になる訳ですから、昼間のように光量が全体的に多いとハレーションを起こしてしまうんですね。
それでも、場所を選べば他のアプリでは撮れない写真になりそうなんですけどね。
本来このカメラは「Light Painting」、ペンライトなどを使って暗闇に文字や絵を描くアートの撮影に使用します。日本では「PiKA PiKA」という名前で有名な手法ですね。
インターネットで検索すると、素敵な映像が沢山出てきます。使い方次第で化けそうなこのカメラ、一度試してみませんか?