スマホは便利!…それは紛れも無く確かな話ですが、実際には向き不向きがあります。
持ち運びや取り扱いを考えると小さい端末は便利なんですが、画面が小さくなるため使いにくいアプリも出てきてしますます。
特に画像編集などを行うアプリは、画面が小さいと不便ですよね。
そこで登場してくるのがAndroidタブレット!大画面のタブレットであれば、機動力は落ちますが操作性は抜群ですし、何よりも細かい部分までよく見えます。
今回ピックアップした『BeFunky Photo Editor – Tablets』は、カメラアプリなどで撮影した画像にエフェクトをかけられる画像編集アプリです。
しかもタブレットユーザーには、ほぼ1択とも言える手軽さと完成度です、
タブレットの大画面が十二分に活かせるアプリ
まずはアプリを起動します。
対応OSはAndroid 2.2以上ということで、タブレット=Android 3.0系かな…と思いますが、実は7インチの初代GALAXY Tabでも利用可能です。
つまりOS面でも意外と使い勝手が良いアプリと言えます。
アイコンの機能さえ分かれば直感的操作で使える
メイン画面です。画面上部左側の3種類のアイコンの機能は次の通りです。
・Edit・Effects・Frames
それぞれ画像編集用のアイコンです。輝度調整やシャープなどの画質調整や、各種フィルター、フレームの追加が可能です。
それにに対して画面上段右側のアイコンはファイル操作系アイコン4種類です(画面左側から)。
・ファイル操作・撮影・共有機能・設定
編集する画像ファイルの選択や、各種アプリとの共有、ヘルプ画面の閲覧も可能です。
それでは、ファイル操作アイコンから、ギャラリー経由で編集したい画像を呼び出しましょう。
画像を呼び出しました。実際の編集作業は非常にシンプルです。
利用したい編集アイコンをタップして、画面上段に表示される画像処理アイコンを選択、後は画面を指で左右にフリックするだけです。
処理はリアルタイムで行われるので、好みの状態でストップするだけ。
「Edit」で画像の撮影画質を編集する
「Edit」アイコンから「Contrast」を選択して作業してみます。
画面中心から左に向かって指先をフリックさせると画質が暗くなり、逆に右にフリックしていくと画質が明るくなります。また、フリック中は効果の割合が数値表示されるので、より正確な編集が可能ですよ。
ちなみに画面下段の「Apply」をタップすると現在の編集状況で一時的に画像が保存されます。元画像と、保存された画像は「History」から確認できます。
同じく「Edit」から、今度は「Color」を選択しました。やはりフリックで画像の色味が変化します。
フィルター系と違い、任意のカラーで変色可能なので面白い効果が得られそうです。
カラーの変化は画面下段のカラーバーを参考にしてください。
フィルターだってフリック操作で細かく設定可能
お次は「Effects」から、特殊効果用のフィルターを使ってみます。
もちろん、フィルターもフリック操作で効果具合を自由に変化させられるので便利です。
今回選んだのは、古ぼけた感じの甘い色合いがユニークな「Vintage 1」と、鉛筆画のようなタッチの「Sketch」の2種類です。
一味違ったフレームで、画像編集の世界が広がる
最後は「Frames」です。これはその名前の通りに画像にフレームを付け加える機能。
全部で12種類の多彩なフレームが用意されています。フレームによっては、元画像を四角くトリミングする物もあります。
ここで選んだのは、大き目のドットが画像周囲を囲む「Halftone」と、最早フレームの大定番とも言えるポラロイド風の「Instant」。もちろん、ここでもフリック操作でフレーム効果が選択できます。
画面上段右端の設定アイコン(歯車状の絵柄)をタップするとヘルプが参照できます。
このアプリは海外製のため、アプリ上の全ては英文表示ですが、タッチとフリック操作も複雑なケースは一切無いので「英語だから使えないかも…」というような心配は不要ですよ!
画像の保存は共有機能からGalleryを選ぼう
実は『BeFunky Photo Editor – Tablets』、純粋な意味での「保存メニュー」がありません。
画像を保存する場合は、共有機能から「Gallery」を選択しましょう。すると、ストレージ内の「カメラ」フォルダーに保存されます。この点だけ注意が必要ですね。
英文なんか気にならない快適さ!で「★★★★★」!
大画面のタブレット端末ならではの作業性の高さ!プリセットされたフィルターや効果の豊富さ!
そして何と言ってもこれだけのアプリが無料で使えるという点!とにかく稀に見る使い勝手の良さを誇るアプリと断言できますよ!
タブレットユーザーは必携です。