『しゃべってコンシェル』は、スマホに話しかけることで調べ物やメール・発信などができるどこも公式音声エージェントアプリです。
先日、iOSのアップデートでiPhoneの音声エージェント機能「Siri」が日本語にも対応しましたね。
スマホに向かって話しかけるだけで、メールを作成したり天気を教えてくれたり、愛を囁いて断られることもできるそうです。
多くのAndroidユーザーが羨ましく思う「Siri」風のアプリが先日ドコモからリリースされました！
その名も『しゃべってコンシェル』。噂によれば認識精度は「Siri」よりも高いとか！？
※本アプリはドコモのAndroid 2.2以上の端末で利用できます。
対応機種については、Playストアの概要をご覧下さい。
認識精度はかなり高い！
アプリを起動すると、執事服の羊が「何かご用ですか」と問いかけてきます。
画面下部のマイクボタンをタップすると、音声入力モードになるので用件を伝えましょう。
入力欄をタップして、文字入力することもできます。
「外は寒いですか」と訪ねてみたところ、周辺の天気を調べてくれました。
続いて「周辺のコンビニ」を聞いてみると、現在地付近のコンビニを探してくれました。
日本語版の「Siri」では地図検索に対応していないので、これは本アプリのほうが優っていますね。
本アプリでは位置情報を利用することが多いので、GPSなどの位置情報をONにしておくと良いでしょう。
できることは検索だけじゃない！
検索以外にも、タイマーを設定したりメールを作成することもできます。
「3分後にタイマーを設定」と言えば、3分後に設定された状態でタイマーが起動するので、あとはスタートをタップするだけです。
また、メールの作成では宛先や本文も音声で作成することができました。
まだまだあります！できること。
例えば「カレーライスのレシピを検索したかったのに、お店の情報が表示されてしまった！」なんて時は、画面右上の「その他」から検索ジャンルを切り替えることができます。
様々なサービスと連携しており、乗換案内で終電を検索したり、Wikipediaで調べ物をすることもできます。
機能面では、メールや電話、スケジュールや音楽再生などにも対応しています。
設定画面では、音声入力のスタイルを切り替えることができます。
「耳あて自動音声入力」にチェックをいれることで、通話するように利用することもできます。
また、「自宅最寄り駅」を設定すると、「自宅に帰る」と言うだけで現在地から自宅までのルートを調べてくれます。
送迎会・歓迎会で飲み会が多くなるこのシーズン、重宝しそうです。
ジョークセンスではSiriには勝てないか
「ありがとう」というお礼には「恥ずかしいです」と照れてしまいました。
またSiriで話題になった「最高の携帯電話」というキーワードには、いまいちな返答。
そのほか色々と試してみましたが、ジョークのセンスはSiriの方が一枚上手という印象でした。
いかがでしたでしょうか。
「Siri」ではほとんどの操作を音声入力で完結しているのに対し、本アプリでは「送信」や「決定」などは画面をタップしなくてはいけません。
また、「Siri」はiOSのシステムとして組み込まれているので様々な応用がききますが、本アプリはやはりアプリの枠を出ません。
とはいえ、手がふさがっているときなどにはかなり役立つと思います。
ドコモの対応機種であれば無料で利用できるので、ぜひ友だちの持っているiPhoneのSiriと対決してみてはいかがでしょうか。