京極夏彦『百鬼夜行シリーズ』が初めて本格的に電子書籍化され3月16日より電子書籍ストア「GALAPAGOS STORE」で提供開始された。
第一弾では『姑獲鳥の夏』と『百鬼夜行 陰』リリース。第二弾として『魍魎の匣』と新刊の『百鬼夜行 陽』、その後もシリーズ全巻が順次配信される予定だ。
紙の書籍では重厚な長編だったが、電子書籍に対応したことでスマートフォンやタブレット端末で、手軽に全巻持ち歩くことが可能になった。さらに『百鬼夜行 陰』では一話ごとでの分冊版も販売され、気軽に作品の世界に浸ることも出来る。
また、GALAPAGOS Appのデスクに並ぶ表紙画像は各巻ごとに新たに電子版オリジナルとして用意された。表紙画像は並び順を自分の好みで自由に変更することが可能なので、コレクションして楽しむことが出来る。
京極夏彦『百鬼夜行シリーズ』は、第二次世界大戦後まもない東京を舞台とした推理小説で個々の作品のタイトルには必ず妖怪の名が冠せられており、その妖怪に関連して起こる様々な奇怪な事件を「京極堂」こと中禅寺秋彦が「憑き物落とし」として解決する様を描く、作家・京極夏彦の代表的な人気作品。
【主な提供コンテンツ】
| 姑獲鳥の夏 (全2巻)
娘が二十箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したという奇怪な噂。京極堂によって解き明かされる呪われた「久遠寺の血」の真相とは!? 出版社：講談社 提供開始日：3月16日 |
| 百鬼夜行 陰
日常に潜む恐怖を多様に描き出す十の怪異譚。『姑獲鳥の夏』から始まる長編のサイドストーリーでもある。 出版社：講談社 提供開始日：3月16日 |
| 百鬼夜行 陰 -短編１話-（全10巻）
小袖の手、文車妖妃、目目連、鬼一口、煙々羅、倩兮女、火間虫入道、襟立衣、毛倡妓、川赤子の各章を分冊化。 出版社：講談社 提供開始日：3月16日 |
| 魍魎の匣 (全3巻)
謎だらけの武蔵野連続バラバラ事件と不可能なはずの美少女誘拐事件。霊能団体や新進気鋭の作家がからむそれぞれの魍魎を京極堂は落とすことができるのか？ 出版社：講談社 提供開始日：4月6日 |
| 百鬼夜行 陽 (全3巻)
「百鬼夜行 陰」に続く短編集が待望の登場。不条理な恐怖、常軌を逸した執着、あるはずもない記憶。日常の狭間にふと立ち現れる怪異……。 出版社：講談社 提供開始日：4月6日 |
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