スマホの性能を左右するものの、機種によってはなかなか潤沢に使うことができない「メモリ」。
特に国産スマホのようにワンセグやお財布ケータイに始まり、キャリア主導のアプリが数多くインストールされていると、メモリー管理を怠るのは死活問題!
最近ではOSの対応によって、アプリ自体をSDカードなどに移動させることも可能になり、管理の領域も複雑化してきています。
今回はそんなメモリー管理に威力を発揮する『SanDisk Memory Zone』をピックアップ。
そう、あの国際的にも有名なフラッシュメモリーカードメーカー「SanDisk」の公式アプリです!
赤いリスは信頼の証?のSanDisk公式アプリ
モバイル機器からデスクトップPCに至るまで、様々な種類のメモリーカードを生産販売している「SanDisk」。
品質の高さは当然、価格的にもリーズナブルな製品を数多く輩出している企業でもあります。
海外企業ではありますが、言わばメモリー管理の専門家でもあるわけでアプリの内容にも期待が持てますね!
メモリーソース画面で各種メモリ容量を確認
アプリは基本的に日本語化されています。さすがは「SanDisk」といったところでしょうか?
ちなみに今回のレビューは「GALAXY Note SC-05D」で行いました。軌道直後から内蔵ストレージとmicroSDカードの残量を表示してくれています。
しかも、有名なオンラインストレージサービス類にも対応しているのは非常にうれしいポイントではないでしょうか!
普段利用しているオンラインストレージも一括チェック
登録されているオンラインストレージ類は、条件こそ様々ですが10GB以上のデータ領域を無料で使える物ばかりです。
そういったサービスの容量管理を一括して行えるアプリもそうそうないでしょう。
また、GoogleドキュメントやPicasaなどの保存領域も可視化してくれます。
各画面中の右上にある「?」マークをタップすると、その画面の操作方法がオーバーレイで表示されるヘルプ機能も技ありです。
バックアップも復元も自由自在
ちなみに、メモリーソース画面下段にある「バックアップ/復元」を選択すると、次のデータのバックアップと復元が可能です。
・連絡先
・写真
・音楽
・ビデオ
・ドキュメント
・アプリ
バックアップの保存先にオンラインストレージも選択できます。
また、復元する場合は、復元先のスマホに『SanDisk Memory Zone』をインストールしておく必要がるので注意してください。
各ストレージの中身をチェックしていこう
メモリーソース画面から、確認したいメモリー(オンラインストレージ)を選択すると、ファイル種別順に内容の確認が可能です。
ファイル種別は「音楽」「写真」「ビデオ」「ドキュメント」「アプリ」の5種類。左右にフリックすることでファイル種別が推移します。
各ファイル種別で表示されているファイルはタップすると再生や表示、長押しするとファイルオプションが表示され、移動やアップロードなどの作業が可能です。
各ファイル種別画面の上段右隅のアイコンをタップすることで、他のメモリーソース画面への移動ができるようになっています。
おかげでファイル管理もスムーズに行えるようになっており、こういった操作方法の面でも「メモリーの専門企業」としての面目躍如といったところ。
ストレージ内のファイル容量が増えてくると、情報のインデックス化に時間がかかりますが、それ以外で動作がもたつくことはほぼありませんでした。
menuボタンでサブメニューを呼び出して更に便利に使おう
スマホのmenuボタンをタップすると、サブメニューが呼び出せます。このサブメニューで更に色々な設定や機能が利用可能です。
メモリーソース画面の場合は、「設定」を選ぶと登録されているオンラインストレージの管理や、バックアップ機能の呼び出しが可能です。
また「お勧め」をタップするとFacebookやメールで、友人に『SanDisk Memory Zone』を勧めることもできます。
ファイル種別の画面でスマホのmenuボタンをタップすると、検索や複数選択などのファイル操作が可能です。
もちろん複数選択したファイルは長押しすることでファイルオプションを呼び出せます。
つまり、出先で撮影した画像をオンラインストレージにアップロードしたりするのも手軽に行える訳です。
これほどまでに作り込まれたメモリー管理アプリもそうありません。
特に頻繁にオンラインストレージとのやり取りがある方であれば、是非とも試していただきたアプリです!