スマホで唯一、不便(?)だなと感じるのは、その画面の大きさ故に「誰から電話がかかってきたかが、傍目からもハッキリと分かってしまう」ということ。
後ろめたいことの有無に関わらず、「あちゃ〜、このタイミングでこの人からの電話はちょっとマズいなぁ」ということは往々にしてあるのでは?
着信画面が思いもよらぬ大事に発展…そんな事態を予防できるアプリが、今回紹介する『SecretCall Free』です。
まずはSecretCallを設定
特定の相手から電話がかかってきた時、画面にその相手の名前を表示させない、というのが本アプリのコンセプト。
それを有効にするには、設定で「SecretCallの有効化」にチェックを入れること。
これを有効にしないことには、本アプリを入れた意味がありません。
その下の設定項目に関しては、ご自身の都合に合わせてON/OFFを切り替えるようにしましょう。
登録設定は地味な作業の繰り返し
いよいよ表示させたくない相手を登録する訳ですが、これは「SecretCall User登録」から行います。
追加をタップすると電話帳が開きますので、ここから登録していきます。登録は1件ずつなのが少々面倒ですが、何百件も登録する訳ではない(?)と思いますので、ここはある程度良く考えて作業を進めるようにしたいところです。
単純に表示させないだけではありません
ひと通り登録が完了したら、着信時にサイレントモード(着信音&バイブOFF)に切り替えるかどうか、着信した時に画面を強制的に非表示にするかどうかを設定します。
サイレントON/OFF左側のスピーカーアイコンを、画面表示はその右隣のスマホのアイコンをタップすることで設定します。
「画面を非表示にして着信音だけ鳴らす」など細かく設定できますので、場合に応じた設定を行いましょう。
なおサイレント+画面非表示なら完璧に隠蔽できるものの、着信に気づくことも困難です。
パスワード機能で磐石のガード
設定が済んだら最後の仕上げとして、画面強制非表示を解除して電話に出るためのパスワードを設定します。
初期状態の0000をそのまま使用するのはちょっと危険なので、ここもきちんとパスワードを設定するのがベスト。
ただし、そのパスワードは忘れないように!
実際に使ってみた
実際に「着信音ON、画面非表示」の相手から電話をかけてみました。
着信音やバイブで着信はわかるものの、画面は真っ暗。近くに見られたくない相手がいる場合は、その場を離れて電話に出るか、放置して後でかけ直しましょう。
電話に出る際は画面をタップして、パスワードを解除すれば着信画面が表示されます。
設定をしていない相手はこれまで通り普通に表示されるので、相手に気付かれる可能性は非常に低いと思います。
なお着信履歴は普通に残るので、見られるとマズい場合は別途自分で削除しましょう。
男女関係で使うもよし、また仕事とプライベートをきっちり分けるために使うもよし。上手な世渡りのために、アナタのスマホに忍ばせておいてはいかがですか?