知育玩具の多くに「押すと音が出る」物が多いのは、「動作に合わせた反応」が興味を引くからです。
ですから、画面をタッチしたら音が出たり映像がスタートするスマホは、手頃なサイズも手伝って乳幼児から小学校低学年のお子さんにとっては格好のオモチャです。
逆に「どうせ悪戯されるなら知育アプリを入れて、子供の能力発達に役立てたい」なんていうお父さんお母さんもいるでしょう。
しかし、子供ですからどんな使い方をするか想像もつきませんし、万が一でも大事なデータを消されたら大変です。
そういうときに是非ともインストールしておきたいアプリが『Pakaroid』です。
ジャンル的にはホームアプリに分類
スマホの操作系のほとんどはディスプレイへのタッチ行為に集約されているわけですから、ホーム画面の機能を制限できればスマホ(の中身のデータ)を守れる筈。
ホーム画面の機能を制限する…それはまさしくホームアプリの守備範囲ですよね!
ホームアプリですから、起動するにはスマホのHOMEボタンをタップして、リスト中の『Pakaroid』を選択すればOKです。
謎の可愛い生物がいる謎のホーム画面
『Pakaroid』が起動しました…が、アプリアイコンの類いは全然(画面上には)ありません。もちろん、通知領域もドロワー画面も引き出せません。
画面下段右隅のパーセント表示はバッテリー残量です。左側の謎の生物はタッチしてもフキダシが浮かぶだけ…。
このまま画面をタッチしていても乳幼児はおろか大人の我々も何もできません(笑)。ここは黙ってmenuボタンをタップしてください。
『Pakaroid』はこうして使おう〜設定編〜
設定メニューが表示されました!ちなみに、各機能の内容は次の通りです。
・設定…スマホの標準の設定メニューが表示されます。
・Pakaroidの設定…Pakaroidの設定メニューが表示されます。
・アプリ選択…ランチャー機能に登録できるアプリの選択。
・Team Pakaroid
「設定」をタップすると、そのままスマホの設定メニューが表示されます。
『Pakaroid』はこうして使おう〜Pakaroid設定編〜
「Pakaroidの設定」では、ダイアログの自動クローズと、この設定メニューを呼び出すボタン操作を3種類からひとつ選べるようになっています。
個人的には、「ダイアログの自動クローズ」はチェックを入れたままで、操作方法としては「menuボタンをロングタップ」が一押しです。
『Pakaroid』はこうして使おう〜アプリ選択編〜
この『Pakaroid』もっとも大事な部分が「アプリ選択」。
まず設定メニューから「アプリ選択」を選ぶと、まずはインストールされているアプリの一覧画面が表示されます。
この中から起動させたいアプリを4つだけ選ぶことができ、選ばれたアプリは謎の生命体のフキダシに登場します。言わばランチャーとして機能する訳ですね。
ちなみに4つのアプリは、お子さんのお気に入りの知育アプリやカメラアプリなどから選ぶと良いと思います。
Wi-Fiやサウンドのオンオフもかんたん
また、空(?)に浮かんでいる月にも仕掛けがあり、ここをタップすると次の4種類の機能のオンオフが可能です。
・Wi-Fi…無線LAN接続のオンオフ。
・Brightness…ディスプレイ輝度の調節。
・Rotation…横画面への自動切り換えのオンオフ。
・Sound…スピーカーの「オンオフ。
非常にシンプルではありますが、スマホのバッテリー消費を押さえる上でもオンオフがかんたんにできるのは嬉しいポイントです。
横画面での表示にも完全対応していて便利!
『Pakaroid』は横画面でもレイアウトが崩れることもなく表示できます。
お子さんにオモチャとして与えるにしても、やはりスマホは精密機器。
不用意な操作でデータが消えてしまうのだけは避けたいものです。子供さんをお持ちの方なら一度試してみてくださいね。