『Google ドライブ』は、クラウド上にファイルを保存し、パソコンやスマホからいつでもアクセスできる新サービス「Google Drive」のためのアプリです。
先週から噂されていたGoogle ドライブが本日未明にローンチされました!
以前よりサービスを提供していた「Google ドキュメント」をアップデートする形でリリースされ、本アプリも『Google ドキュメント』アプリをアップデートとして公開されています。
本アプリでは、今までの『Googleドキュメント』の機能に加え、様々なファイルを柔軟に共有することができます!
※Google ドライブのサービス概要は、ニュース記事をご覧ください。
Google ドキュメントからGoogleドライブへ
アプリをインストール/アップデートすると、アプリ一覧には「ドライブ」として表示されアイコンも変わっています。
起動するとサービスが新しくなったことが通知されるので、「ご利用開始」をタップしましょう。
なお、サービスは順次提供されており、アカウントによってはまだ利用できないこともあります。
進化したUIと拡張された機能
アプリのトップ画面はアイコン表示からリスト表示に変更され、5つのカテゴリから保存されたファイルやドキュメントにアクセスすることができます。
画面右上からは新規作成/アップロードやファイルの検索が行え、アプリのトップページに主要な機能は集約されています。
また、複数のGoogleアカウントで利用している場合は、画面下部のアカウント名をタップして切り替えることもできます。
ファイルの新規作成/アップロードの画面では、今までの『Google ドキュメント』のように文章やスプレッドシート、写真からのドキュメント生成に加え、ファイルのアップロードが行えるようになっています。
ファイラーやギャラリーアプリなど任意のアプリを利用して、スマホ内のファイルをアップロードできます。もちろん他アプリの共有メニューからのアップロードにも対応しています。
強化された共有機能
アプリトップから「マイドライブ」などを選択すると、Google ドライブ上に保存されているファイルが一覧で表示されます。
表示順序はmenuからファイル名や更新日時、最後の閲覧/編集順で並び替えることもできます。
ファイル名の右にあるアイコンをタップすると、共有や送信、名前の変更などが行えます。
ここで「オフラインを有効にする」を選択すると、そのファイルはスマホ内に保存され、オフライン環境でも閲覧することができます。
Google ドライブではドキュメントに加え、様々ファイルを共有・共同編集することができます。
ファイルの共有を選択すると、公開先を選択する画面が表示され、名前を途中まで入力するとサジェスト機能で電話帳から自動でメールアドレスを補完してくれます。
共有する相手によって「編集者」「閲覧者」というようにアクセス権限を設定することができ、柔軟な共有が行えます。
ドキュメントはリアルタイムに共同編集可
今までの『Google ドキュメント』の機能も本アプリに統合されており、文章やスプレッドシートの閲覧や編集が行えます。
編集内容はリアルタイムに反映され、共有された他のユーザーと同時に1つのドキュメントを閲覧/編集することができます。
つまりパソコンやスマートフォン、タブレットからいつでもどこでも同じドキュメントにアクセスできるということです。
あわせて利用したいパソコン用クライアント
Google ドライブではWindowsやMac向けにクライアントソフトがリリースされており、こちらからダウンロードできます。(Google ドライブを利用開始しているユーザーのみ)
このソフトをインストールすると、パソコン上にGoogle Driveフォルダが作成され、そこに保存したファイルは自動で同期されます。(Dropboxと同じ)
ドキュメントファイルも表示されるようになり、クリックするとブラウザで各ドキュメントを開きます。
Google ドライブはパソコンとの連携が一番の要だと思うので、パソコンを利用している方はインストール必須です。
いかがでしたでしょうか。
今回はAndroid向け『Google ドライブ』のアプリを中心にご紹介しましたが、今回の注目ポイントはパソコン用ソフトがリリースされたことでしょう。
無料で5GBの容量が利用でき、共同編集や共有が行える本サービス。今までDropboxが主流だったオンラインストレージサービスに一石を投じることができるのでしょうか。注目です。
最後に公式のプロモーションムービーをご覧ください。
・Go Google: Google Drive – YouTube