男の子なら誰でも一度くらいは飛行機を操縦してみたいと思ったことがあるはず。戦闘機が嫌いな男の子はいません!(…多分)
『F18 Carrier Landing Lite』は、そんな男子の夢を叶えてくれるゲームです。
タイトル通りF/A-18ホーネットで空母へ着艦するミッションをこなすフライトシミュレータ。
スマホでは、簡略化された作品が多かったりするジャンルですが、このゲームは珍しく硬派系。
その分初心者には若干難易度が高いんですが、やることはシンプルなのですぐ夢中になること請け合いです。
飛行場で着艦訓練から始めよう!
起動すると4つのメニューから始まります。「LEARN」はチュートリアル、「FREE FLIGHT」は任務なしのフリー飛行、「FREE LANDING」で着艦ミッションに挑戦できます。
「FULLGAME」は有料版の購入です。ミッションや天候が増えるので、気に入ったら購入しましょう。
まずは、「LEARN」でチュートリアルに挑戦! いきなり着艦は難しいので「AIRBASE」で陸上飛行場から始めましょう。
ゲームスタートすると、いきなり飛んでいる状態から始まります。機体のコントロールはスマホを傾けて行ないます。
「LEARN」モードでは操作が必要なタイミングでメッセージが表示され、何をすればいいのかわかります。
ただ、全部英語なので、順を追って解説していきましょう。
画面左下にレーダーが表示されているので、緑の矢印の方向に向かいます。
着陸目標が見えてきたら、一番左のレバーを下げてスロットルを絞ります。
着陸間近!機体のバランスには十分注意!
飛行場が近づいてきたら、右下の「LND GEAR」をタップして着陸脚を出しておきます。空気抵抗が増えるので速度に注意。
着陸態勢に入っても速度が速すぎる時は、右端のレバーでスポイラー(エアブレーキ)を展開。速度を殺します。
速度を下げすぎると失速して墜落してしまうので、細かいコントロールで最適の速度を維持しましょう。飛行場の場合、時速210km以下ぐらいです。
無事着陸!
直陸はエアブレーキを押しっぱなしにします。
車輪のブレーキと連動しているので速度が下がり、時速0kmになればミッションクリアです。
いよいよ空母着艦ミッションに挑戦!
慣れてきたら、いよいよ空母着艦ミッションに挑戦です。「LEARN」でも「CARRIER」を選べば着艦の練習ができます。記録が残る着艦ミッションは「FREE LANDING」から。
今回はコクピット視点でGO! 視点の切り替えは右上のカメラアイコンです。
コクピット視点だと画面下側が見にくくなりますが、ピッチラダー(水平儀)が表示されるので、機首の方向がより正確にわかります。
計器を読み慣れているフライトシミュレータファンなら、もちろんこちらがオススメ。
空母が見えてきました。でも方向がちょっと…。
レーダーの中央あたりに映っている▲が空母を表しています。頂点の方へ進んでいるので、後方から進入できるように転回しましょう。
いよいよアプローチ!集中力を高めていこう
コクピット視点だと、HUDの左側にILS(計器着陸装置)が点灯しています。これが赤いときは、進入角度が深すぎるか浅すぎるので調整しましょう。
速度は時速190kmぐらいまで落とします。
タッチダウン!
陸上飛行場と違って、空母への着艦ではアレスターフックという機体後尾からぶら下げてるフックをワイヤーにひっかけて停まるので、ブレーキは必要ありません。
着艦後のお楽しみと言えばデモ再生
着艦に成功すると、デモが再生されます。
「FOURTH WIRE!」というのは、4番目のアレスティング・ワイヤーにひっかけて停まったという意味です。これが1番に近いほど、上位の勲章がもらえます。
4番目は一番最後のワイヤーですね。もっと練習しないと。
『F18 Carrier Landing Lite』はなかなか骨のあるゲームに仕上がっています。
フライトシミュレータに慣れた人でも初見で着艦を成功させるのは難しいぐらいです。それだけに、着艦に成功した時の喜びはひとしお。
ちなみに、有料ですが完全版ではゲームボリュームが更にアップしていますよ。
続けているうちに朝霧、夕方、夜間など様々なシチュエーションが登場して、シンプルながら飽きがこない工夫もされています。
ファンの方はもちろん、フライ多シミュレータ初心者でも、ヒコーキ好きならオススメの一本です。