ポータブルプレイヤーの代わりに出先で音楽を聴くというのも、スマホの代表的な使い方のひとつ。通勤通学の途上で活用している人も多いのではないでしょうか。
持ち歩く曲が増えてくると、出がけに今日聴くアルバムに迷ったりすることはありませんか?
そんな時に役立つのが、この『KENWOOD Music Control』。
楽曲ファイルの曲調を自動で解析して、ムードでプレイリストを作ってくれる音楽プレイヤーです。
さまざまな分類でスマホに入っている曲を管理
起動するとまずリスト画面が表示されます。上部のアイコンでタブを切り替えることで、分類方法を変えることができます。
タブは左から順に「ジャンル」「アーティスト」「アルバム」「プレイリスト」「曲調」「曲名」となっています。
分類は階層的で、大分類から小分類へと整理されています。構成は以下の通り。
・「ジャンル」→「アーティスト」→「アルバム」→「曲名」
・「アーティスト」→「アルバム」→「曲名」
・「アルバム」→「曲名」
・「プレイリスト」→「曲名」
・「曲調」→「曲調(詳細)」→「曲名」
曲名をタップすると演奏開始!
プレイヤー画面では曲ごとにアルバムアートも表示します。
画面下部のコントロールには、停止・再開、前後の曲へ移動、リピート、シャッフルなど、一般的なメディアプレイヤーについている機能は全部網羅されています。
今日の気分で曲を選べるムードプレイリスト
『KENWOOD Music Control』最大の特徴は曲調の解析。曲の雰囲気で自動的に分類するムードプレイリストを使ってみましょう。
曲調で音楽を選ぶには、まず最初にバックグラウンド解析を有効にする必要があります。
リスト画面でMENUキーを押して「設定」をタップします。設定画面が表示されるので、一番上の「バックグラウンド解析」にチェック。
通知領域にアイコンが表示され、バックグラウンドで曲調解析が始まります。
解析が終わったら、「曲調」タブを開きます。すると、曲調ごとに楽曲が分類されています。
曲調は2階層に分かれていて、全部で13種類の分類があります。
オイシイ部分だけダイジェストで次々再生するサビSCAN機能
曲調解析を有効にしていると、サビの部分だけ再生することが可能。
プレイヤー画面の右下のアイコンをタップすると、サビのみを再生するモードに切り替わります。
タイムラインバーの青くなっている部分が検出されたサビの範囲です。サビを過ぎるとフェードアウトして次の曲のサビへと次々と進んでいきます。
アルバムでもアーティストでも好きな基準で自由にプレイリスト作成!
お気に入りの曲だけ集めてプレイリストを作成するのも簡単です。
プレイリストに追加したい曲名を長押しするとメニューが表示されるので、追加先を選ぶか「新規プレイリストに追加」で新しく作成します。
個別の曲だけじゃなく、アーティストやアルバムをまるごと追加したり、曲調をそのまま追加することもできます。
プレイリストで曲名を長押しすると他のプレイリストに追加したり、削除など編集が可能です。
曲調から作ったプレイリストをベースにすれば、オリジナルのリストも簡単に作れちゃいます。
今日はパワフルな音楽が聴きたいといった時、曲調を選ぶだけで好みのムードで再生できる『KENWOOD Music Control』。
プレイリストを作成する手間を大幅に省いてくれる、まさにインテリジェントな音楽プレイヤーです。