キャリア純正のアプリが満載のスマホだと、メモリ管理は本当に大変です。
アプリをいくつか追加しただけなのに、「メモリが足りません」という表示が…そんな体験、みなさんにもあるんじゃないでしょうか?
最近では標準で1GBのメモリを装備するスマホも数が増えてきましたが、厄介なことには変わり有りません。
しかし、今回ピックアップする『強制停止チェーン』なら、そんな空きメモリ問題を解決してくれるかもしれません。
実はこのアプリ、利用しない常駐系アプリを強制停止させてくれるんです。
強制停止対象のリストアップからスタート
アプリを起動すると、まず「強制停止」対象になるアプリをリストアップしてくれます。
表示されたダイアログから「開始」を選ぶとメモリをスキャンしてリストを作成。「設定」をタップすると、強制停止リストに加えたくないアプリを設定できます。
とりあえずは「開始」を洗濯して、強制停止対象のアプリを確認してみましょう。
今回のレビューはGALAXY NEXUSを利用しました。
インストールされているアプリの中から、強制停止ボタンが有効な動作中のアプリだけをリストアップします。つまり、現段階でメモリを占有している起動中アプリのみを選んで、強制停止できるわけです。
スキャンが終了すると「計4個のアプリが強制停止可能」と出ました。
地道だけど確実に空きメモリを確保する
後は順番に強制停止させるだけです。強制停止は各アプリの管理画面から「強制停止」ボタンをタップするだけ。
次のアプリに移るにはスマホの戻るボタンをタップします。操作は非常にシンプルです。
タスクキラー系アプリでも同様の作業は可能ですが、完全にキルできないケースも多いようです。このアプリはシステムから直接強制停止させるから効果は抜群ですね!
リストアップされたアプリの強制停止作業が終わりました。
作業中に「キャンセル」をタップして停止させなかったアプリを再度強制停止させる場合は、終了時に表示させるダイアログから「はい」を選択します。
アプリの多くは利用後にクローズしても、完全に終了していない場合があるので、『強制停止チェーン』で定期的にチェックすると良いですね。
強制停止させたいアプリを設定すればもっと手軽に
『強制停止チェーン』は「強制停止させたくないアプリ」も毎回リストアップします。
そういう場合は冒頭のダイアログから「設定」を選択して、「強制停止対象にしたいアプリ」を設定しておきましょう。
設定メニューから停止させたいアプリをチェックするだけで作業はOK。設定は作業が終了した時点で自動的に反映されます。
スマホのmenuボタンでサブメニューも呼び出せますよ。
ちなみに、ウィルス対策アプリなどは常駐が基本で、強制終了できないようにアプリ側で設定されているケースが多いです。
毎回手作業で強制停止を行う必要はありますが、タスクキラー系アプリでいちまち不満の残る方には試していただきたいアプリだと思います。