【Androidニュースのまとめ】 2012年4月28日 − 2012年5月11日

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今回はゴールデンウィークを含む2週間からピックアップ。新商品ではソニーが「Xperia GX」と「Xperia SX」を、サムスン電子が「GALAXY SⅢ」を発表。また、パイオニアがスマートフォンの外部モニターとしても使える車載機器「アプリユニット」を披露。業界ニュースでは、グリー、DeNAなどが「コンプガチャ」を廃止することを明らかにしている。




【新商品】

(1) ソニー、LTE対応スマートフォン「Xperia GX」と「Xperia SX」を発表

ソニーは今夏以降に日本市場へ「Xperia GX」と「Xperia SX」を投入する。両モデルともLTEに対応したスマートフォンで、国内定番機能もサポートする。Xperia GXはおサイフケータイのみだが、Xperia SXはおサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信の3つをサポートする。さらに、どちらもAndroid 4.0、デュアルコア1.5GHzのプロセッサを搭載する。


ただし、Xperia GXの方がより大きなディスプレイを搭載する。Xperia GXは4.6インチのHDディスプレイ、Xperia SXは3.7インチだ。ボディサイズもGXの方が大きいが、厚さはどちらも薄い。GXはXperia arcスタイルを採用し、最薄部で約8.6mm、SXは約9.4mmだ。

最新の「WALKMAN」アプリ、アルバムアプリ、動画アプリ、テレビに出力した際に快適に操作できる専用ユーザーインターフェイス「TV launcher」なども搭載する。

(2) サムスン電子、クアッドコアCPU搭載スマートフォン「GALAXY SⅢ」を発表





サムスン電子は3日(英国時間)、クアッドコア・プロセッサ搭載スマートフォン「GALAXY SⅢ」を発表した。5月末以降に欧州より順次発売になる予定。GALAXY S、GALAXY SⅡなどと同様にGALAXY SⅢもグローバルに展開される。

旧モデルと同様にGALAXY SⅢも可能な限り高速性能を追求したハイスペック・スマートフォンとして登場する。1.4GHz駆動のクアッドコア・プロセッサを搭載し、OSにはAndroid 4.0を採用。ディスプレイはHD解像度の4.8インチ スーパー有機ELだ。


ネットワークはLTEへの対応が可能で、市場によってLTE対応モデルもしくは非対応モデル、または両方が投入される。





Wi-FiについてはIEEE802.11a/b/g/n、WiFi Directに対応し、Bluetoothでは4.0をサポート。さらに、BluetoothではLow energy technologyにも対応する。今年度後半のスマートフォンでは各社が標準搭載してきそうなNFCにももちろん対応している。バッテリーの容量は2,100mAhと従来機種に比べて大容量化され、端末のサイズもやや大きめだ。約136.6×70.6×8.6mmで、重さは約133g。


ソフトウェア面でも「Smart stay」「Smart Alert」「S Voice」「S Beam」など様々な機能を搭載し、2012年度の同社のラインナップにおけるフラッグシップモデルとして文句のない仕様で構成されている。

(3) パイオニア、スマートフォンリンク アプリユニットを発表

パイオニアはスマートフォンと連携して利用する車載用機器「カロッツェリア スマートフォンリンク・アプリユニット」を発表した。アプリユニットは7V型のディスプレイ・ユニット(取付サイズは2DIN)で、スマートフォンの画面を出力して、それをタッチ操作することができる(一部アプリのみ)。さらに、スマートフォンに保存されている音楽や動画を視聴することも可能だ。




アプリユニットの画面に搭載されたタッチパネルで直接操作ができるアプリは「Linkwithモード」に対応したもののみだが、これに対応したカーナビアプリを使えば、カロッツェリアの車載ナビと同等のカーナビ機能を利用することができる。また、Linkwithモードに非対応のアプリでも画面をアプリユニットに出力することはできる。その際、操作はスマートフォン側で行う。


ラインナップは2モデルで、ベースモデルが「SPH-DA05」、DVD/CDドライブを搭載したモデルが「SPH-DA09」となっている。

【アプリ】

(1) Google マップの最新版でインドアマップ内での徒歩経路検索が可能に

米Googleは9日(米国時間)、Android向けGoogle マップの最新バージョンをリリースした。今回のバージョンではインドアマップでの徒歩経路検索と、レストランやお店の内部パノラマ写真の閲覧が可能になっている。




従来バージョンでは、建物内は経路検索の対象外であり、あくまでも地点間の経路しか調べられなかったが、今回のバージョンではインドアマップが提供されている施設に関しては施設内の経路が検索できるようになった。フロアを跨いだ経路も見ることができるので、ぜひ利用してみてほしい。


また、Googleがレストランなどのお店の事業者向けに提供している店内写真の公開サービスである「おみせフォト」に登録された360度パノラマ写真をAndroid向けGoogle マップからでも閲覧できるようになった。

(2) グリー、DeNA、サイバーエージェント、ミクシィ、ドワンゴ、NHN Japanらがコンプガチャを廃止へ

グリー、DeNA、サイバーエージェント、ミクシィ、ドワンゴ、NHN Japanらソーシャル・プラットフォーム事業者各社は9日、各社が提供しているソーシャルゲームなどのサービスにおいて「コンプリートガチャ」(以下、コンプガチャ)を廃止すると発表した。

今後新規リリースするゲームにおいて廃止されるほか、既存ゲームについても5月31日までに終了となる。また、サードパーティ製タイトルに関しても今後関係各所と連携してガイドラインを作成し、対応される予定。すでにいくつかのデベロッパーはコンプガチャ終了の方針を表明している。

【通信事業者】

(1) KDDIがauスマートパスの利用者向けに無料で自転車保険を提供開始

KDDIは1日より「auスマートパス」のユーザー向けに自転車保険の提供を開始した。料金は無料だが、利用するには申込み手続きをする必要がある。「auスマートパス」のトップページから「安心・セキュリティ」→「無料でもらえる自転車保険」と進めば申込み手続きを行うことができる。

この保険は、自転車に乗っている間の事故もしくは自転車に乗っていない時に運行中の自転車と衝突・接触した事故において、入院一時金が15,000円提供されるというものだ。ただし、入院は3日間以上の場合に限られる。

【あとがき】

ゴールデンウィーク期間中は各社からの発表がほぼストップしますので、本コーナーも1週間お休みを頂きました。楽しみにしていた方には申し訳ありません。この2週間で発表された話題の中で特に大きなものはXperia GX/SX、GALAXY SⅢ、ソーシャルゲーム各社によるコンプガチャ終了の発表などでしょうか。筆者もGX/SXはまだ触る機会を得ていませんが、XperiaシリーズはNX/acro HDの代でかなり質が高まってきましたので、GX/SXへの期待も高まります。また、GALAXY SⅢは初代GALAXY S、二代目のGALAXY SⅡに続き、この年度におけるハイエンド向け端末のはしりになります。体感性能にも注目したいですね。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!







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