申し訳ないんですが、音楽的素養一切なしです。いやぁ、音楽自体は嫌いじゃないんですが…。
まぁ、聴く一方というタイプです。
作曲なんて、しかも楽器が無いと無理じゃないです。良くてエアギター程度ですね(笑).。
…と、つい数日前までは思っていたのですが、そんな私みたいな人間でも速攻で作曲体験できてしまうアプリがありました!
『ブリップ シンセサイザー』はタッチ操作で作曲を体験できる優れものです。
マス目をタッチして作曲をする不思議なアプリ
アプリ起動直後の初期画面です。8×8のマス目とスライダー(と「Play」ボタン)があるだけです。
実はこのマス目、縦が1オクターブの音階を、横がビート(拍子)に相当します。このマス目をタップすることで(赤い箇所がタップ済みのマス目)、音が鳴るようになります。
同じ列で3カ所をタップすれば和音になります。そして、その音の鳴るスピードを設定するのがスライダーなのです。
この画面の状態で「Play」ボタンを押すだけで音楽がなりますので、まずは「Play」してみましょう。
やや、懐かしさを覚えるようなファミコンテイストな音楽が聞こえてくる筈です。
後はもう、自分の感情の赴くまま、色々とタッチして「作曲」するだけです。これは非常に面白い体験ですよね!
ちなみにスマホのmenuボタンをタップするとサブメニューが表示されます。
サブメニューには作曲を更に面白くする機能が!
サブメニューの「Edit Sound」には作曲を更に楽しむべき機能が収録されています。その内容は次の通り。
・Select Preset Sound…基本と鳴る音色を3種類収録。
・Sine Wave…ベース音4種類収録。
・スライダー6種類…音質調整機能。
個人的におすすめの音質は「Simple Tpne」でしょうか。
設定を変更したら「Done」をタップすることを忘れないように!
「Sine Wave」と記載されているボタンをタップすると「Select Base Wave」メニューが表示されます。
4種類のベース音が収録されているので、色々と試しながら好きな音を探していきましょう。
個人的な感想ですと、若干「Sawtooth Wave」(ノコギリの刃の音?)は扱いが難しく感じました。
分からないパートは放っておいても大丈夫!
サブメニューに戻り、今度は「Select Scale」を選択してみましょう。
…が、ここまでくると音楽の知識が無いと「C5?」「MajorとかMinorって何?」という感じですよね。
知識的に分からない分野については、とりあえず設定しつつ好みの音を模索して行くだけで十分だと思います。
ちょっと見た目にもこだわってみる
サブメニューの項目のひとつ、「More」からは次のことが可能です。
・Clear Board…マス目の設定を全て消去できます。
・Button Color Theme…マス目のカラー変更。
・About Blip Synthesizer…アプリ概要。
特に「Button Color Theme」を選択するとマス目のベースカラーを緑に変更できます。
作曲したデータはメールなどで共有も可能
テンポは最大値ですが、音質は明るめでノイジーにならないように注意して、一通り作ってみました。
ちなみに作成した曲データはサブメニューの「Save/Share Ringtone」から保存&共有が可能です。
データ容量も重くないので、友だちにメールで送って感想を聞くのも興味深いと思います。
作曲というよりは音楽遊びレベルではありますが、その分、気軽に楽しめるのがこのアプリの最大の特徴です。
大人はもちろん、お子さんと遊びながら作曲するのもきっと楽しいいのではないでしょうか。