最近のスマホ…モバイル関連で高い注目を集めているのが、音声で語りかけると様々な機能を起動したり、入力してくれたりする音声アシスタントです。
火付け役はやはりiPhoneのアレですが、Androidだと「しゃべってコンシェル」も奮戦中といった感じです。
しかし、ご本家のアレの登場を待ちわびている方も少なくないでしょう。
そこで今回ピックアップするのは『Skyvi (Siri for Android)』です。
iPhoneのアレとは違いますが、ほとんど同じことができる(たぶん…)音声アシスタントアプリです。
白とオレンジの明るいデザインがアメリカ的
ここでひとつご注意が…当然ながら(残念ながら?)海外アプリなので、画面表示も、入力すべきメッセージも、その受け答えも全部英語です!
また、これは本家にも言えることですが、データベースとして持ち得ていない情報には応えてくれません。
しかしながら、英語レベルであればAndroidでここまでできることを実証してくれるアプリとしては、是非とも(実験気分で)体験して欲しいアプリです。
マイクボタンを押してから話すだけ
操作方法は非常にシンプルです。
画面下段のマイクアイコンをタップしてからスマホに(Skyviに)話しかけてください。もちろん、可能な限り英語の発音を心がけるのは当然の話ですが…。
画面下段左側の車アイコンをタップすると(すると家アイコンに変わります)、ハンズフリーモードになります。
ハンズフリーモードの際には、意外と周囲の雑音を拾ってしまうのが難点ですかね。
日本の天気も答えてくれた
さて、何を尋ねましょう?
しかも、ちゃんと答えてくれるのでしょうか?
色々と考えあぐね、結局聞いたのは「Weather?」でした。無事に「Weather」と認識してくれました。
そしてスマホの位置情報から、千葉県松戸市の天気予報を答えてくれましたよ!ただし、気温が華氏表示だったので全然分かりませんでしたが。
正確には、天気予報のデータベースとしている気象予報サービスが日本の天候もサポートしていたために回答してくれたのでしょうが、正直言ってちょっと感動です。
質問集もあるのでガンガンとSkayviに質問しよう
何を尋ねれば良いか困ったときは、画面下段右隅の書類状のアイコンをタップしてください。
すると質問集が表示されます。利用シチュエーションに合わせて、代表的な「聞くべき質問」が掲載されています。
例えば、質問集の「Advanced Features」であれば、「Facebookの更新内容の確認」とか「Tweetする」などが収録されています。
ちなみにスマホのmenuボタンからサブメニューを表示させ「Settings」を選択すると、Facebookアカウントなどを設定できます。
「Skayvi」にFacebookの確認やTweetなどを指示する場合は、事前にログインしておく必要があるので、この画面からアカウント登録してください。
発音次第で意外と色々な機能が使える!
それでは最後に、「Skyvi」相手の苦闘ぶりをご覧ください。
こちらの問いかけを認識できない場合は「???」と表示されます。その際には「今日は1日中忙しくて、疲れたせいか聞き逃してしまったの。もう一度話して?」的な言い訳まで言ってくれます。
これまでの奮闘で(?)機能した音声入力には次のようなものがありました。
・Facebookの交信記録の読み上げ
・Tweetの送信
・天気予報
日本人である我々にとってはあくまでも実験的な立ち居値のアプリですが、非常に興味深い存在であることは間違いありません。
語学に自信がある方は真面目に利用するのも良し、友だち同士で英語の発音をチェックするためにチャレンジしてみても面白いアプリだと思いますよ。
最後に、公式のプロモーションムービーをご覧ください。
【関連動画情報】
・Skyvi for Android