公共の場はすっかり禁煙、分煙化が進み、喫煙者は実に肩身が狭い思いをする今日この頃。
加えて、たばこ代も大いに値上がりし、もう煙草は止めようかな…と考えている方が多いのではないでしょうか。
しかし、一度覚えた煙草の味はなかなか忘れられず、禁煙を決意したもののしばらくするとプカーと一服。
かくいう筆者もその一人で、煙草の値上がりの度に禁煙を考えるのですが、なかなか続かず…。いい加減そろそろ止めないと、とは常々考えていた折、今回紹介する『たばこ禁止宣言』に出会います。
毎日持ち歩くスマホを使って禁煙できたら…そんな思いを胸に、本アプリを使い始めてみました。
まずは現状を正しく登録
アプリを起動したら、まず現在の喫煙状況を正確に登録します。
1日に吸う本数、1箱の本数、そして1箱の価格。これらを「正直」に入力します。
入力を終えたら「禁煙宣言」をタップすれば完了です。
タップ後に現れる宣誓を見ると、ああ、これから禁煙するんだ！という気分になり、ちょっと気合いが入ります。
分かっちゃいるけどゾッとする「煙害確認」
入力が完了したらホーム画面に戻り、「煙害確認」ボタンをタップしてみましょう。
そこには13もの戒めの言葉が並んでいます。これを読むと、禁煙へのテンションがより上がること間違いなし！黙読でも構いませんが、小さな声でも音読すると、よりこれらの言葉が身に染みますよ。
禁煙を続けていくうちに、煙草を吸いたくてつらいと感じたらぜひここをもう一度見直してみて下さい。一番上にも書いてありますが、毎日いつでも確認することが肝心かと思います。
そして、最後のシメとして「ぜったいに禁煙するぞ！」ボタンをタップすると、Good!!!と褒めてくれます。これは地味ですが、かなり励みになります！
煙草止めたら太っちゃった…は通用しない！
禁煙したら太った…これは非常によく聞く話。口さみしくなって色々食べてしまうことが原因のようです。
こういった事態を防ぐべく、本アプリには「体重管理」の機能も盛り込まれています。
ホーム画面の「体重管理」から身長、体重を最初に登録し、その後はできるだけ毎日体重を記録していけば、節制に身が入ります。
確かに口さみしくなって何か食べたい気持ちになりますが、体重も記録しているんだと思うと、自制心が働きます。
続けてみればひと目で分かる禁煙の大切さ
さて、そんなこんなで何とか禁煙生活1週間が経過しました。
日々の体重の記録と辛くなった時の煙害確認で毎日1〜2度は本アプリを起動していましたが、改めて1週間の成果をじっくり見ると、達成感と共にいかに今まで煙草代を使っていたかに愕然とします。
我慢できた日数や本数を見ると励みになるのはもちろんですが、ここではやはり「節約できたお金」と「これから節約できるお金」に注目していただきたいです。
この現実を突きつけられると、もう煙草は吸わないほうがイイ…と誰もが深く実感するのではないでしょうか？
ダイエットも同時進行で行けそう
ホーム画面のこれまでの成果の部分を下にスクロールさせると、体重推移のグラフも表示されます。
禁煙もさることながら、もう少しこのグラフを右肩下がりにしたいなという新たな意欲も湧いてきますので、禁煙したから太った…という悲しい事態を防ぐこともできそうです。
太りたくないから煙草は止められない、という方もこの機能があれば無理なく禁煙できるのではないでしょうか？
禁煙を1週間、今までもここまで耐えられたことは何度かありましたが、アプリと一緒に挑戦している今回はちょっと様子が異なります。
これまでとの決定的な違いは、やはり禁煙の成果がひと目で分かること。
特に禁煙したことで節約できたお金やこれから節約できるお金を見ると、モチベーションを高く維持できます。
これまで確固たる信念を持って禁煙に臨めず失敗してきましたが、今回は何だか上手く行きそうです。
禁煙したい人は、まずはこのアプリをインストールし、最初の項目を入力して煙草を吸い続けながらもちょこちょこ起動してチェックしてみて下さい。
これをキッカケに禁煙を始めるというのもひとつの手ですよ。