お子さんの進学などに伴い、この春からスマホを持たせている親御さんにとっての心配の種は、お子さんのスマホの使用状況ではないでしょうか?
スマホで遊んでばかりで勉強やスポーツに身が入らないのでは…などなど、お子さんをお持ちの方であれば心配事は尽きません。
しかも、子供の携帯電話によるインターネット利用のトラブルは、報道でも日常茶飯事のごとくクローズアップされています。
そんな時は、今回紹介する『まもるゾウ』があれば便利ですよ!
これは様々な制限を簡単に掛けることができるペアレンタルコントロールアプリ。
心配な部分を重点的に設定しておけば、安心してお子さんにスマホを使わせることができます。
設定項目は親御さんだけの秘密に
本アプリを起動すると、まずは制限を掛けるためのプロフィール設定を行います。
特に重要なのは、2画面目に設定する「まもるゾウパスワード」。こちらは後の設定でも必要になる上、解除の際にも使用するので絶対に忘れないようにして下さい。
また、このパスワードはお子さんに知られないことも肝心です。
利用制限を掛けられる項目はスマホならでは
ひと通りの基本設定が完了したら、後は制限を掛けたいものを選択しそれぞれ設定していく、という流れになります。
「利用アプリ制限」というのがスマホらしい設定項目ですね。
ちなみに、現在は4項目が設定可能になっておりますが、下の方にも設定項目が5つ(位置情報取得設定、緊急時連絡先せてい、Web利用制限、パスワード変更制限、家族安否確認設定)用意されています。
こちらは執筆時点ではまだ使用できませんが、後々のアップデートで使えるようになるとのこと。
スマホの利用自体の制限を掛けられる
設定項目の一番上「利用時間制限」では、スマホ本体の利用時間を設定できます。
例えば「2時間まで」という設定にしておくと、その日は2時間以上スマホを使うことができなくなります(どのように使えなくなるかは後述)。
この設定は平日や土日、祝日といった単位、さらにはスマホを弄って夜更かししないように、就寝時間帯での利用制限を掛けることができるのが特徴です。
お子さんのライフスタイルに合わせて設定してあげましょう。
長電話防止の設定も可能
最近の子ども達はあまり長電話をしない印象がありますが、長電話による通信料の高額請求というのはあまりよろしくありません。
その場合は、こちらから通話時間制限や月間累積通話時間を規制しておけば安心です。
余談ですが、こちらを設定したらぜひ『Skype』や『LINE』などという無料で使えるコミュニケーションアプリを教えてあげるといいかもしれませんね。
また、電話帳の特定の番号だけのやりとりを可能にする機能「発信先制限」や「着信先制限」もあります。
使わせたくないアプリだってシャットアウト!
最後に「利用アプリ制限」からは、そのスマホにインストールされているアプリの一覧から使用できなくするアプリを個別に設定できます。
使わせたくないアプリにチェックを入れれば完了です。
もしくは予め「Playストア」にチェックを入れておけば、アプリをダウンロードできなくなります。
利用制限が掛かるとこうなる
最後に、本体の利用制限やアプリの利用制限を掛けた後、操作するとどのような表示になるのかを紹介します。
ご覧のようやわらかいブルー地にゾウさんが出てきて、やんわりと利用できない旨を伝えます。
そしてこの表示が出た後はホーム画面に戻るという流れです。
お子さんにスマホを使わせることは、正直不安の方が多いかと思います。
しかし、がんじがらめに使用に制限を掛けるのではなく、お子さんの自主性を尊重しつつ、じっくりと時間を掛けて話し合い、親御さんがアシストしてあげることが肝心でないでしょうか。
その一助して、本アプリが役に立つことは間違いないと思います。