パズルゲームの中でも、「ある条件に基づいてマス目を埋めていく」スタイルの物は非常に古い時代から色々あります。
クロスワードパズルなどはそういったゲームの原点ではないでしょうか？
鉛筆片手に頭を悩ませるのは、まさしくパズルゲームの王道です。
その派生物として、いわゆるお絵描きロジックやナンクロと呼ばれる塗りつぶし系が登場し、最近の大ヒット作品だと数独なども挙げられます。
今回ピックアップする『Princess Nuriko Demo』は、塗りつぶし系に当たります。しかし、ステージクリア後には美麗な田園風景が浮かび上がってくる、新感覚なビジュアルが特徴です。
マス目を塗りつぶして庭園を完成させるパズルゲーム
『Princess Nuriko Demo』はそのタイトルが示す通りにデモ(無料)版です。
無料版とは言えステージ数もそれなりにありますので、ひと通り遊んで気に入ったら有料版『Princess Nuriko』を購入すると良いでしょう。ちなみに6/1まで99円セール中です。
画面上のマス目は、それぞれゲームステージに当たります。マス目上アイコンが配置されている箇所は現時点で遊べるステージです。
海外アプリなので全面英語表記ですが、ゲームルールは非常にシンプルなので、気にせずに遊べますよ！
画面下段の「Lean how to play」からチュートリアルステージに移動できます。
充実のチュートリアルステージで英語が分からなくても大丈夫
チュートリアルステージのメニュー画面です。
さて、肝心のルールですが…実は画面上段の「Watch Demo-Play:Easy」「Watch Demo-Play:Difficult」を直接参照していただいた方がかんたんです。
どういうことかというと、自動でゲームプレイの一部始終が閲覧できる機能なんですね。これは非常にありがたいですよね。
それから全部で6レベルで構成されるチュートリアルステージをプレイすれば、もう困ることはありません(たぶん…)。
ちなみに、冒頭の画面の下段にある「Settings」をタップすると、設定画面に移動します。
ゲーム中のサウンドや音楽、マス目を塗りつぶすときのアニメーション速度が変更可能。
また、「Resets all levels」をタップすれば、ゲームのセーブデータのリセットも可能です。
このゲームは確かに「パズルを解く楽しさ」もありますが、マス目が埋め尽くされた後の庭園を見るのも魅力のひとつ。
ですから、オールクリアしたあとも、ついついリセットしてもう一度遊び直したくなるんですよね。
数字分のマス目の位置を予想しつつ塗りつぶしていこう
実際のゲームプレイです。マス目にかかれた数字をヒントに、周囲の空欄のマス目を埋めていきましょう。
マス目に書かれている数字は「埋めてはいけないマス目の数」です。
「マインスイーパー」でいう爆弾の数、と言えば分かりやすいでしょうか？
箱庭調の庭園が出現！独特な達成感がクセになる
このステージは「1」と書かれたマス目しかありませんから、それ以外のマス目を全部埋めていくだけ！
全部埋め終わると、箱庭調のすてきな庭園が完成します。
淡々と解いて行くタイプの多い塗りつぶし系にあって、不思議な達成感を感じさせてくれます。
ステージが進むとマス目の数もどんどん増えて大きくなる
ステージが進むと、当然マス目の数も書かれている数字も(その数も)増えていきます。
ただし、数字は上下左右に直接隣り合うことはありませんので、その辺りも参考に塗りつぶしてはいけないマス目を探し出します。
また、塗りつぶしたマス目同士が隣合うと変化する場合があります。変化したマス目の周囲は塗りつぶしてはいけないマス目が必ずあるので、用心してください。
もし間違って、塗りつぶしてはいけないマス目をタップしたらどうなるか…。
その場合でもゲームオーバーになりません。画面上段に表示されるメッセージ枠に「…mistake.」と出ますので、再度そのマス目をタップすれば、空白の状態に戻ります。
どうしても分からない場合は、画面下段の「Hint」を選択するのも手です。
大きい庭園は見応えも十分！
無事にクリアできました。ステージの大きさに比例して完成する庭園も美しさがアップします。
羊や牛などがたくさんいる牧場タイプや、鳥居を思わせるような建築物が並ぶタイプなど本当に様々です。
お絵描きロジックも「絵」が完成するとは言え、所詮はドット絵。この『Princess Nuriko Demo』のビジュアルとは比較になりません。
パズルゲームとしての難易度は優しい部類に入りますが、このゲームの最大の魅力は「庭園を完成させること」に尽きます！
シンプルなルールと手頃の難易度ですので、ちょっとした空き時間には本当にぴったり。おすすめできるパズルゲームです。