思えばソーシャルゲームのほとんどがカードゲームですよね。
しかもトレード要素も含まれているから、そう考えるとスマホとトレカは実は相性が抜群かもしれません。
トレカの魅力は何と言っても美麗なイラスト!そしてコレクション性です。
でも、「このトレカにこんなイラストがあったら…」とか想像したことありませんか?
もしくは、「もっとユニークなデザインのトレカって無いかな?」とか…。
今回ピックアップした『トレカメラ』は、そんな斜め上を行く皆さんにぴったりのトレカゲーム。
なんと自分でトレカを作成できるゲームなんです!
『トレカメラ』は、そのタイトルが示す通りに、「トレカをカメラで自作」するゲームアプリです。
これなら、身近な被写体を利用して想像もつかないようなユニークなトレカが作れます。
ギャラリー系アプリとの連携で作成も可能なので、CGが趣味の方であれば、世界でただひとつの美少女トレカも作れます!(イケメントレカでもいいんですけど…)
『トレカメラ』のトップ画面です。各アイコンの機能は次の通りです。
・カードを作る…実際のカード作成はこちらから。
・カードアルバム…作成済みカードの閲覧機能。
・ショップ…ポイントの購入(有料)
・SNSで共有…SNS投稿機能
・カードを贈る…カードの送受信
・カードバトル…ゲームモード
・オプション…サウンド設定など
カードの送受信や、対戦ゲームはBluetoothで行います。機能を利用する前にはBluetoothをオンに設定しておきましょう。
さっそくトレカを自作します。
トレカは「カメラで写真を撮る」、もしくは「ギャラリーから写真を選択する」の2種類の方法で作成します。
「カメラで写真を撮る」場合は、撮影した画像をそのまま利用するか、背景を合成するかを選択できます。
『トレカメラ』は無料アプリですが、トレカの作成には「ルピー」と呼ばれる有料のポイントが必要です。
ゲーム当初で12ルピーが、またSNSへの投稿などで毎日獲得できるルピーもありますが、大量のカードを作る場合は「ショップ」で購入する必要があります。
今回はギャラリーから画像を選んで作成しました。どこかで見たことがあるような…(笑)。
選んだ画像はトレカ用にトリミングします。トレカのイラストスペースは横長なので、それを活かしたトリミングを行いましょう。
トリミングが終われば「この写真を使用する」をタップし、名前をつけるとトレカが完成します。
説明テキストや各種数値は、画像解析で決定されます。
「トレカ=美麗なファンタジーイラスト」といった雰囲気がありますが、ゆるい感じのイラストでも意外と雰囲気満点です!
特に分かってるのか分かっていないのか判然としないキャラクターの説明テキストは必見です!友だち同士でトレカを作りあえば、宴会の席のネタにもぴったり!
「SNSで共有」機能を使えば、TwitterやFacebookへの投稿も可能です。
ゲームモードは2種類あります。ひとつは「通信対戦(Bluetooth)」、もうひとつは「CPU対戦」です。
今回は「CPU対戦」をプレイしてみます。
まずは作成したトレカからカードを3枚選択します。攻撃力と防御力のバランスを考えながら選びましょう。
ゲームの基本ルールは以下の通り。
「お互いのライフポイントは20」
「ターン制で攻撃と防御を行う」
「最終ターン終了後のライフポイントが高いプレイヤーが勝利」
このルールは「通信対戦(Bluetooth)」時でも同じです。
ときおり、「会心の一撃」のようなダメージがアップする攻撃も発生しますが、やはり攻守のバランスが取れたカードの有無が勝敗のキモですね!
しかし、自分で作ったトレカでゲームできるのは、既存のカードゲームとは違う、カードへの愛着感を感じます。
CPU側が繰り出すトレカはユニークなデザインが多く、それも要チェックです。
今回は、このレビュー用に漫画家の永岡ひとみ先生に超スペシャルなイラストを描いてもらいました。
さすがプロのイラストで作成したトレカ(世界で1枚!)です。市販のトレカに全然負けていませんね。
「ミラクルデンジャラスでミラクルビューティフルなぐぐりーなは、鍋のように熱くゆっくり帰る」という説明テキストも、ある意味絵柄にマッチ(?)しているような…。
可愛い顔とダイナミックなバストサイズに似合わない「鬼・司祭」という職業表示も素敵です。
トレカの収集や、通信対戦がBluetoothのみ…というのは非常に残念です。Wi-Fi経由でのネット対戦やトレーディング可能(メール交換も良いですね)になれば、もっと面白く遊べるアプリになると思います。
今後のアップデートに是非とも期待したいですね!