日本では馴染みが薄いジャンルになってしまった感じが強い西部劇。
しかしお膝元のアメリカでは、今でもポピュラーな存在であり、アメリカ文学やアメリカにおけるSFの原点を語る上でも重要な劇作テーマでもあるんですね。
西部劇を「ホースオペラ」と呼ぶことと、SFのジャンルとして「スペースオペラ」があるのは実は同一線上なのです。
今回取り上げる『Gunman Clive』は、そんな西部劇がテーマのアクションゲーム。
しかし、どことなくクラシカルなビジュアルと絶妙なゲームバランスが相まって、希有なクオリティを成立させている傑作とも言える一本です。
スタート画面です。オレンジをベースとしたモノトーンのビジュアルはクラシカルにしてクール!雰囲気満点。
ゲームとしては横スクロール&ショット&ジャンプのオーソドックスなスタイル。海外アプリですが、プレイする上での障害は皆無です!
ゲーム設定の変更はスタート画面の「OPTIONS」から。
おすすめの設定は「CONTROLS」のサイズを大きくすること。これによりキャラクターの操作性が向上します。
次にプレイするステージを選択します。○に×印がついているステージはすでにクリア済みで、再プレイも可能です。
どうやら、このゲーム(物語)の発端となるシーンが表示されます。
悪いガンマンに連れ去られたヒロインを助け出すためにプレイヤーキャラクターは単身、敵が潜む街に乗り込む…といった感じでしょうか?
画面下段左側のサークルが操作パッド。これでプレイヤーキャラクターを動かします。
攻撃は「SHOT」ボタンで、ジャンプは「JUMP」ボタンで行います。
敵ガンマンには、それぞれ攻撃パターンがありますので、それを読みながら撃ち倒していきます。
画面左端のライン(「PAUSE」ボタン直下)がプレイヤーキャラクターのライフです。
このラインがなくなるとステージ冒頭からのリプレイになります。
ゲームとしてはシンプルですが、そのバランスは至って絶妙です。クラシカルなビジュアルに騙されていると、すぐにゲームオーバーですよ。
それにスクロールが元に戻ると、その位置にいた倒したガンマンが復活していることも注意しておきたいポイント。
また、ゲーム中に銃口の広がった武器アイテムが出てくる場合がありますが、それは散弾銃で同時に3発の弾丸が発射できますので、確保したいところ。
敵ガンマンを倒すと、ときおりケーキを落としていきます。
これは体力回復アイテムです、やはり確実ゲットしていきましょう。
渓谷に到着しましたが、ここではピューマが高速で襲ってきます。アヒルもそうですが、基本的に登場する動物たちは敵と思って(接触するとダメージ!)即刻撃破しましょう。
第1ステージのゴールは、2階に用心棒が配置されたサロンです。そのまま入り口に飛び込めばステージクリアです。
第2ステージはサロンの室内を舞台に、更に高低差の激しい立体的な銃撃戦が待ち受けています。
ゲーム中に流れる哀愁に満ちたBGMも世界観にマッチしています。「有料だしなぁ」などと食わず嫌いをせずに、是非ともプレイしておきたい逸品です!
最後に、第2ステージ以降に待ち受ける驚愕のゲーム展開に、口アングリな公式のプロモーションムービーをご覧ください。
・Gunman Clive Trailer|YouTube