アプリ選びの基準って、実は有るようで無いのが実情です。
機能面は実際に使い込まないと分かりませんから、まず大事なのは「第一印象」。
つまりデザインそのものが、アプリ選びの半分位を担っていると言っえます。そういう意味では、Playストアのアプリのサムネイル画面は大事ですね。
今回ピックアップした『1Weather』は、まさしくそのデザイン性が突出した天気予報アプリです。
海外アプリなので全面英文なのですが、そのハンデも気にならないくらいに面白いアプリです！ちなみに、あの「TweetCaster for Twitter」と同じデベロッパーです。
天気予報アプリというと、その多くが「空」をイメージしたデザインだったりしますが、『1Weather』は違います。
アプリ起動直後の当日の天候画面は木目柄の背景。そしてすっきりとディフォルメされた白い天候アイコン、
また天候アイコンは、雨が降るなどの細かいアニメーション処理まで施されています！
画面上段左隅の「Tokyo」と書かれた箇所をタップすると地域登録画面に移動します。
海外アプリですが、アルファベットで地域登録を行うと日本各地の天気も表示できます。
ここで地域を選択すると、当日の天候画面も切り替わります。さすがは北海道というか、根室は気温6度と飛び抜けて低いですね。
地域登録は画面下段の「Add Location」から行ってください。
画面下段のアイコン群をタッチしても機能を切り替えることが可能です。
当日の天候画面に続いては、1週間の予報画面です。最高気温や最低気温も表示されているので、機能的には問題なし。
曜日の部分をタッチすると、その曜日を全画面表示します。
ちなみに画面下段の「!」と書かれたアイコンの機能は残念ながら国内では対応していません。
次は、傘マークのアイコンでお分かりの通り、降水確率表示です。
この画面でも効果的にアニメーション処理が施されており、各曜日の容器(？)に水が貯まって行くという演出が新鮮です！
海外アプリはこういった演出が非常に上手いですよね。
また、次の画面であるレーダー状アイコンの機能は、やはり国内未対応。雨雲レーダーのような機能なのでしょうが、残念です。
画面下段の太陽アイコンは、当時の日の出日の入りの時刻や月の状態の確認が可能です。
また、Twitterアイコンの画面は、天気にまつわるつぶやきを表示するユニークな機能です。日本語のツィートも表示されます。
ただし…「天気」関連の単語がある、まったく天気予報と関係ないつぶやきまでピックアップされているのがご愛嬌ですね。
このアプリのもっともユニークな機能がこれ。世界各地の天候に関連する画像が閲覧できる機能です。
雨天の田園などの普通の画像から、落雷の瞬間など、様々な画像がほぼ日替わりで表示されています。
ちなみに、天候情報は通知バー上にも表示できます。
もちろん、通知バー上の表示をタップするとアプリ本体の起動も可能です。
スマホのmneuボタンから表示されるサブメニューの「Settings」から非表示にもできますよ。
スマホのmneuボタンから表示されるサブメニューでは次のことが可能です。
・Refresh…天気予報の情報更新
・Share Weather…天気予報の共有機能
・Add Location…地域登録
・Settings…設定画面への移動
・Get Rid of Ads…広告表示の削除(有料)
・About & Help…アプリ概要とヘルプ機能
「Settings」で押さえておくべきポイントは以下の通りです。
・Status Bar Notification…通知バー表示の通知/非通知
・Set background…背景画像の変更(6種類)
・Layout…機能追加/削除
・Wind Units…風速単位(マイル/キロメートル)の切り替え
上記以外は初期設定のままでも問題なく使えます。
『1Weather』の利点はデザインやアニメーション効果だけではありません。同梱されるウィジェットも高評価のポイントのひとつです。
サイズこそ「2×2」の1サイズのみですが、その中に本日の天候情報が集約されているのはお見事！
ウィジェットをタップするとアプリ本体の起動が可能です。
海外アプリということもあり、そもそも対応していない機能があること、位置情報の取得では(日本での)GPS補足に失敗するなどの問題もあります。
しかし、それを補って余あるデザイン性を見逃すのも惜しい話です。是非一度体験して欲しいアプリです。