作曲は基本的には楽器が演奏できないとできません。
まぁ、デジタル系だと打ち込み(PC)で作曲するケースもありますが、作りたい曲(音)のイメージを頭の中で作れる必要があります。
つまり、一切そういう経験や能力が無いとできない行為です。
しかし、今回ピックアップした『NodeBeat』は、ユーザー側の経験一切無視で作曲できてしまう音楽アプリです。
有料&海外アプリではありますが、音楽が好きで作曲にも興味がある方ならマストアイテムです!
このアプリの基本はノードと呼ばれるオブジェクトを画面に自由に配置するだけ。
このノード同士の距離や繋がりが、音楽を生み出していく元になります。
そこにリズムやビートなどの効果を加え、しかも画面を(楽器を弾くように)スワイプさせると、その音楽にアクセントをつけることも可能です。
初回起動時に表示されるメッセージから「Create」を選択すると、作曲モードに入ります。
海外アプリなので全文英文ですが、「音楽を聴きながら操作」することになりますから、アプリを触っているうちに各機能を覚えていけます。
画面左側に配置された大小2種類のノードを画面に配置していきましょう。加えたいノードをタッチしたら、そのまま任意の位置までスワイプしていくだけです。
まずは大きいノードを配置してみました。ちなみに音の流れは、画面上から下に向かいます(横画面なら左から右)。
また、大きいノードだけでは音楽になりません。
次に小さいノードを配置します。小さいノードは配意することで大きいノードと自動的に線で結ばれます。
この繋がりによって音楽が生み出されます。大きいノードと小さいノードの距離や繋がり方によって、」作り出される音は様々に変化していきます。
後は画面を上下にスワイプして、演奏気分で楽しみましょう!
スマホのmenuボタンからサブメニューを呼び出して、そこに収録されている機能を駆使して、「もっと音楽らしく」編集していきましょう。
各機能の主な内容は次の通りです。
・Node…ノードに有機的な動きなどを設定きます。
・Audio…音質や音響効果を設定できます。
・Rhtythm…テンポやビートの変調が可能です。
・Setting…アプリの挙動を変更できます。
・Record…録音機能。
・その他…ノードレイアウトの保存やサンプル曲の鑑賞モード。
Node
ノードを有機的に動かす設定が可能です。もちろん動かさないようにもできます。
面白いのは「Gravity」機能。スマホの向きに合わせて画面の下方に向かいノードが動くので、非常に変化に富んだ音楽が楽しめあす。
Audio
もっともいじりがいのある設定です。遊び感覚で試してみてください。思いがけない音と出会えるかも!
Rhtythm
スライダーでテンポを設定したり、ビートも音符を選ぶことで変調できます。
Record
作曲したデータをwav形式で保存できる機能です。タップして表示されたダイアログの「OK」で保存を開始します。
再度、サブメニューから呼び出して「Record」を選択すると保存を終了します。共有機能を使って送信することも可能です。
作曲した音楽が気に入ったら、ひとまずノードのレイアウトを保存しておきましょう。
それにはサブメニューの「Settings」を選択します。
この項目では、サンプル曲のノードのレイアウトも呼び出せますから、作曲の参考にもできますよ。
有料でしかも海外アプリですから二の足を踏まれる方も少なくないと思いますが、まさしく『NodeBeat』はスマホならではの作曲アプリです。
これを体験しないのは、逆の損ですよ!音楽ファンなら必見のアプリです。