あると便利だけど、使ってみると意外と不便。そう、スマホの電卓アプリです。
電卓というくらいだから四則演算さえできれば良いというのは確かにあります。真面目にそれだけでも十分なんです。
しかし、その電卓アプリを使う為に、いちいちアプリを切り替えたり、終了させたり…それは酷く面倒ですよね?
そういうわけで今回は、面倒どころか気軽に呼び出せる電卓アプリ『AirCalc (on-screen calculator)』をピックアップします!
しかも、どんなアプリが起動していようが画面上に呼び出せる便利ツールです。
アプリ本体を起動させました。
外観はまさしく電卓そのものです。今回のレビューではGALAXY NEXUSを使っていますが、(NEXUSが高解像度とは言え)少し小さいかも?
もちろん、ちゃんと大きくできますのでご安心を。
配置位置も自由自在です。「電卓」と書かれた上部バーの部分をタッチしたままスワイプすれば動かせます。
サイズを大きく(小さく)する場合は、アプリ本体の右隅、「+」キー部分の模様をタップしたまま外側にスワイプさせると拡大します。
縮小は当然、内側に向けてスワイプするだけです。
電卓の数字キー部分を画面に対して左側にスワイプさせることで、関数用キーパッドに早変わりします。
もう一度、左側にスワイプさせると設定メニューなどの画面に変わります。
つまり、意外と高機能だったりします。
ちなみに設定メニュー中の「Opacity」(不透明度)を表すスライダーを左側に移動させると、電卓表示を透明化させることが可能です。
タブレットでの運用とは違い、スマホの画面スペースは限られていますから、半透明で運用するというのも手の一つですよね。
「Preferences」は設定メニューの一番下部にありますので注意してください。
変更可能な設定項目は次の通りです。
・Ongoing Notification…通知バー常駐の有無選択。チェック済みだと通知バーに常駐します。
・Translucent Background…計算表時の部分の透過設定。チェック済みだと透過します。
・Vibration Duration…キータッチの振動設定。強さはスライダーで選択できます。
やはり電卓アプリは「使いたいときに悩む暇もなく出して使える」ことが大事です!
表計算の作業中に、数字の一部分だけの合算を記入したい…なんてときにも大活躍です。
Googleドキュメントのスプレッドシート上で『AirCalc (on-screen calculator)』を呼び出して計算し、その結果もコピー&ペーストでスプレッドシート上に反映させることもできます。
旅行サイトのお得なチケットを予約したいけど家族分だといくらかな?
そういうときも、ブラウザ上から呼び出して計算、結果をメールで家族に送る…なんてこともスムーズにできます。
ちなみに電卓の上部バーの黒いボタンを押すと、計算中の数値を残したまま画面中から消せます。
通知バーへ非表示のときも、黒いボタンを使って消すと通知バーに残るので便利です(赤いボタンで消すとそのままクローズになります)。
『AirCalc (on-screen calculator)』は使い勝手を最優先に考えた電卓と言えますね。
プリインストールされた電卓アプリに不便さを感じる方にはおすすめしたいアプリです。