Mozillaは26日、Android版『Firefox』の大幅アップデートを実施した。バージョンは「14.0」で、GooglePlayストアで公開されている。
最新版のAndroid版『Firefox』は、アプリの再設計からスタートされており、モバイルブラウジングを劇的に高速化。
また、ユーザー自身のWeb体験をどこへでも持ち出せるようパーソナライズ機能も強化されている。
この最新版の『Firefox』では、様々な点でパフォーマンスの向上がはかられており、その主な特徴は次の通り。
Android標準ブラウザよりも2倍の高速化を実現
「SunSpider」などの主要ブラウザベンチマークによると、『Firefox』はAndroid標準ブラウザと比較して2倍の高速化を実現。
これは今回の最新版リリースに向けて、よりユーザーの現実的なWeb体験を測定するための最新ベンチマーク「Eideticker」をMozillaが独自で新開発、その数値を指標としてきたことによる成果とのこと。
洗練されたユーザインタフェース
目的のサイトを開く時間を節約するためパーソナライズされたスタートページを採用。
Firefox Sync
『Firefox』のブラウジング履歴、ブックマーク、パスワード、フォーム入力履歴を、パソコンとスマートフォンで自動的に同期させることが可能。
スマートスクリーン
よく訪れる、もしくは最近閲覧した、いわゆるトップサイトや、ブックマーク、履歴の一覧が表示され、URL や検索語を入力しなくてもタップだけでお気に入りのサイトへアクセス可能。
他にも、タブブラウジング、アドオン対応など、既存の機能にも改良を加え、可能な限り最高のモバイルブラウジング体験をもたらすことに注力した内容となっている。
また、新たにFlash Playerプラグインへも対応し、Flashベースの動画を見たりゲームを楽しんだりすることも可能となった。
【利用イメージ】
【関連情報】
・Mozilla、生まれ変わった #Android 版 #Firefox でモバイルブラウジングを再定義 – より高速に、よりパワフルに|Mozilla Japan ブログ
・Firefox|Google playストア