ゲームでは大人気作品が登場すると、そのシステムをアレンジしたタイトルが数多くリリースされます。
そういったアレンジ物はクローンと呼ばれたりしますが、中にはオリジナルよりも面白いも少なく有りません。
今回ピックアップする『Missile Defender』は、1980年にアタリよりリリースされた「ミサイルコマンド」のクローンにあたるゲームです。
上空より飛来する爆弾群をミサイルで迎撃して、地上の都市を守るゲームです。
スタート画面です。「Play」かたゲームはスタートします。
海外アプリなので全面英文ですが、直感的操作でプレイできますので心配無用です。
世界設定そのものは非常に殺伐としている…はずなのですが、ビジュアルのトーンは絵本というか牧歌的です。
月が顔を見せると、平和に見えたステージが突然きな臭い戦場に変わります。
また、この第1ステージ冒頭ではゲーム画面の解説も行われます。
敵の爆撃は、大小2種類の爆弾で行われ、その着弾地点を予測してその弾道に向けて迎撃ミサイルを発車します。
迎撃ミサイルは当初は35発まで発射可能(画面上段右側に表示されています)。
肝心の迎撃ミサイルの発射は、敵爆弾の弾道線上をタップするだけのシンプルなもの。
爆弾に直撃しなくても、タップした位置に到着するとミサイルは自動で爆破し、丸い誘爆光が発生します。この誘爆光に触れただけでも敵爆弾は破裂します。
誘爆光を上手く使えば、1発の迎撃ミサイルで複数の爆弾を破壊可能ですよ。
そして翌朝…なんとか敵の爆撃をしのぎきりました…が、もちろん建築物にもそれなりの被害が…。
迎撃率と都市の生存状況などから得点が算出されます。
得点が算出されると、建設ポイントが割り振られます。画面上段右側のビルアイコンの横に「12」とありますが、それが建設ポイントです。
被害を被ったビルは(その被害状況により)、再建に必要な建設ポイントが表示されます。その表示部分をタップすると修復が行われます。
ただし、建設ポイントは段階的な表示ですので、被害の大きい建築物を完全修復するには表示以上のポイント数が必要になる場合も有ります。
画面上段右側の、スパナとハンマーが交差しているアイコンのポイント(この時点では「9」)は、アップグレードポイントです。
建設ポイントと併用することで攻撃力の強化が可能になります。
ちなみに上から、「誘爆光の範囲を拡大」「迎撃ミサイルの増加」「誘爆光持続時間の延長」「迎撃ミサイル高速化」となります。
敵の爆撃は、こちらが全滅するまで続くようです!
こちらも徹底的に迎撃し続けるだけですよ!
敵爆弾の迎撃最中に、なぜかUFOまで登場しました!
もちろん、こいつも撃破可能です。迎撃ミサイルを集中させましょう…もちろん、爆弾の破壊も忘れずに。
複数の迎撃ミサイルで弾幕を形成すると、敵の爆撃が集中してもやりすごせるのですが、最大の問題はミサイル数。
やはり基本戦略は、誘爆を利用した「迎撃ミサイル1発で複数の爆弾を処理」ですね。
ミサイルを打ち尽くすと、あとは敵の爆撃のなすがままに…。
ゲームオーバーになると続いてスコア表示画面になります。
残念ながら6ステージ(つまり6日間防衛したことになります)までしかいけませんでした。
ミサイルコマンドのクローンの中では、ビジュアル面では非常にユニークなゲームになっています。
一度爆撃が始まると、なかなか途中で止められないゲームではあるのですが、ミサイルコマンドをご存知の方も、そうでない方もじっくり遊べるゲームとしておすすめです!
【関連動画】
・Missile Defender Gameplay