音楽やYouTubeの視聴でバッテリーが減る…これは分かります。
しかし、身に覚えの無い理由でバッテリーが減る…これだけは納得いきませんよね!
表向き分からなくても、その裏側(中身で?)で様々なアプリが動作しているスマホですから、記憶に無いバッテリーの消費は、ある意味では仕方の無い話です。
しかし、可能ならなんとかしたいのが人情です。
このスマホのハムレット的命題に答えてくれそうなアプリが『Carat』です!
『Carat』は画面上段のタブを切り替えることで次の機能が使えます。
Actions…基本画面。
Device…スマホの電力状況などが分かります。
Bugs…アプリ側の原因に由来する電力消費リスト。
Hogs…単純に電力消費の大きいアプリリスト。
About…アプリ概要。
ちなみに、アプリ本体が起動すると自動でスマホのストレージをチェックします。
そして、この「Actions」画面上で起動中のアプリをリスト表示します。
海外アプリですので全面英文ですが、「バッテリー浪費の原因を究明する」以外の複雑な操作は一切ありませんので安心して使ってください。
「Actions」画面上で記載されている時間…例えばタスクマネージャーの項目には「1h19m」と書かれています。
これは、そのアプリを停止させた場合に増えるバッテリー寿命の目安です(この場合は1時間19分)。
スマホの電力消費は何もアプリだけに由来するものではありませんが、不必要なアプリの起動がバッテリー浪費の原因であることが分かります。
元凶さえ分かればあとは対策有るのみです。
「Actions」画面アプリ名の先頭に「Kill」と書かれているものなどが第1対象ですね。
タスクキラー系アプリを導入するか、スマホの「設定」アプリの「アプリケーション管理」から、バッテリー浪費の原因となっているアプリを「強制停止」させておきましょう。
必要がないアプリなら「アンインストール」で元から絶つのが一番です。
「Device」画面では、お使いのスマホの電力使用状況が確認できます。
画面上段に記載されている「J-Score」はバッテリー使用成績。数字が大きいほど効率的にバッテリーが使われていることになります。
つまり「24」は、あまり芳しくない成績ということですね…。
「Running apps」項目のボタンをタップすると、現在起動中のアプリが分かります。
全てのアプリが常に効率良く動作しているとは限りません。様々な要因で不必要にバッテリー浪費の原因となるケースもあるんです。
そういったアプリの洗い出しに有効なのが「Bugs」機能です。
ここでリストアップされたアプリも、「強制停止」や「アンインストール」などの手段を考慮しましょう。
ごくごく単純に、電力使用量が高いアプリも存在します。そんな「豚」みたいなアプリもバッテリー寿命対策としてはチェックしておきたいですよね。
その場合はタブを「Hogs」に切り替えます。
ただし、「Hogs」で検出されるアプリの中には常時起動が必要なものもありますので、「アンインストール」時には注意も必要ですよ!
『Carat』は、アプリの電力使用状況を確認するためだけのアプリです。
最終的には「アプリを強制停止させる」「不必要なアプリはアンインストール」、もしくは「タスクキラー系アプリの導入」などの抜本的な対策を取らなければ、バッテリー浪費問題は解決しません。
バッテリー問題でお悩みの方には一度チャレンジしてみて欲しい、お役立ちアプリですよ!