時は1960年代半ば。
アメリカの(世界的にも有名な)マテル社から発売された、対戦型ロボット格闘…正確にはボクシングですが…が「Rock ‘em Sock ‘em Robots」でした。
日本でもボクサーを模したフィギュア同士でボクシングする玩具がありました。
今回ピックアップした『Rock ‘em Sock ‘em Robots™』は、まさしくそれのゲームアプリ版になります!
チープでありながらもシンプルなゲーム性と一瞬で決着の着くスリル性は、ほぼ玩具版そのままであり、このアプリの最大の魅力です。
オリジナルを知ろうが知らなかろうが、このゲームを未体験のままではゲーマーとは名乗れませんよ!
レトロフューチャーかつ時代性をバリバリに感じさせるデザインが逆に新鮮なトップ画面です。
「START」をタップすることでゲーム本編に突入です。
残念ながら対戦ゲームではありますが、戦えるのは対CPUのみです。惜しい!
選ぶは「赤き稲妻」か「青き爆弾」か!
…赤き稲妻は勝手な命名ですが(笑)、対戦で選択できるロボットは「RED ROCKER」と「BLUE BOMBER」の2種類から選択します。
デザイン面でも性能面でも、違いはありませんので好きなカラーのロボットをタップしてください。
続いてバトル画面から、「FIGHT」(実戦)か「TRAINING」(トレーニング)かを選択します。まずは小手調べ的にトレーニングしてみましょう。
先ほど、ロボットには個体差が無いと書きましたが、その個体差を出すためにトレーニングが必要なんですね。
サンドバッグを右(R)や左(L)の指示通りに繰り出すトレーニングが「STRENGTH」。
ちなみに、L/Rボタンの長押し継続でゲージが溜まり(ボタン周囲に黄色くゲージが溜まっていきます)、離すことでストレートを繰り出します。
この訓練でレベルが上がると実戦でストレートパンチが使えるようになります。
ちなみに、画面下段左隅は移動のための操作パッドです。
えっと…本当にロボットなんでしょうか(笑)。
全てのトレーニングにはレベルごとのノルマがあり、ノルマを超えると該当する各能力のレベルが上がっていきます。
ちなみに、ノルマを超えられないと失敗となるのですが、非常に悔しがるロボット君の姿が拝めます。
トレーニングもそこそこに、バトル画面に戻り、ようやく実戦です。
「FIGHT」(実戦)を選んでさっそくリングに上がりましょう!
ちなみに操作パッドは、画面に対して左で距離を取り、右で接近します。上で左(画面奥)に、下で右(画面手前)に移動可能です。
距離を取りつつ左右に回り込み、タイミングを見計らって接近し、L/Rボタンの連打で敵の体力を削りましょう。
押し相撲だと敵のストレートの餌食になりやすいですよ。常に動いてチャンスを掴んでください。
画面中のボタン類の内の「B」はガードボタンです。
押している間中(一定時間)、ロボットが両腕を顔面まで上げて敵の攻撃を防ぎます。
ちなみに一定量ダメージが溜まると、ロボットの首が!黒煙を上げながらボーンッと飛び出る演出もあります。
この「顔ボーンッ!」こそが、このアプリの醍醐味ですよ!
対戦ですから、自分のロボットのライフゲージが「0」になれば、そのラウンドは負けとなります。
最終的には1ラウンド3本先取で勝ち抜けになりますので、頑張って戦ってください!
後は、これでオンライン対戦が可能になれば死角無し!といった感じです。
ゲームも好きだし、おもちゃも大好き!そんな方には間違いなくおすすめできるゲームですね。