【Androidニュースのまとめ】 2012年7月7日 − 2012年7月13日


21.5インチのディスプレイを持つAndroid端末「FT103 21.5 Smart Display」がFRONTIERブランドからリリースされた。また、WSL JAPANから低価格の7インチタブレット「Xvision-an470」が発売になった。新着アプリでは、成田空港が公式情報アプリ「NRT_Airport Navi」をリリースしている。夏季の旅行シーズンを前に、空港利用予定のある方はダウンロードしてみよう。



新製品

(1) FRONTIER FT103 21.5 Smart Display

KOUZIROは「FRONTIER」ブランドから新商品「FT103 21.5 Smart Display」を発売した。21.5インチのフルHDディスプレイで、パソコン用のモニターとして利用できる。しかし、“Smart Display”と名付けられたように、この商品単体で様々な機能を利用することができるコンピュータ端末にもなっている。デュアルコア1GHz駆動のプロセッサ TI OMAP4428、Android 4.0を搭載するAndroid端末しても機能する。言い方を変えれば“Smart Display”ではなく、“21.5インチタブレット”だ。


利用する際にはモニターとして利用する“ディスプレイモード”か“Androidモード”から選択する。Androidモードではタブレットライクに本体を利用できる。タッチパネルも搭載されているので、普通のタブレットと同様の操作が可能だ。Google Playストアからアプリをダウンロードすることもできる。

モニターの性能は解像度が1920×1080、同時発色数は1670万色、輝度は250cd/m2、視野角は上下160度、左右170度、コントラスト比は1000:1、応答速度は5msだ。

(2) WSL JAPAN、Android 4.0搭載7インチタブレット「Xvision-an7」を発売

WSL JAPANはAndroid 4.0を搭載した7インチタブレット「Xvision-an7」のWi-Fiモデルを14日に発売した。Wi-Fi+3G+GPSモデルは9月末にリリースされる予定。今回登場したWi-Fiモデルの型番は「Xvision-an470」で、店頭想定価格は24,800円。大手家電量販店などで販売される。




Xvision-an470は、プロセッサにAmlogic 8726-M3(1GHz)を採用したタブレットで、カタログ仕様上では決してハイスペックではない。しかし、その分価格が手頃だ。内蔵メモリは1GB、ストレージ容量は4GB、ディスプレイ解像度は1024×600。

Bluetooth(2.1+EDR)も搭載されている。本体サイズは約196×120×10.9mm、重さは約375gだ。rootモードも利用可能となっている。

新アプリ

(1) 成田空港公式アプリ「NRT_Airport Navi」

成田国際空港から空港公式アプリ「NRT_Airport Navi」がリリースされた。AndroidとiPhoneの両プラットフォーム向けにアプリが用意されている。このアプリでは、フライト情報のほか、空港内のマップ、屋内でのナビゲーション機能、各種施設表示、店舗情報などをチェックすることができる。とても広い空港だけにマップを手軽に確認でき、屋内でのナビゲーションが利用できる点が嬉しい。

さらに、搭乗予定のフライト情報を登録しておけば、搭乗ゲート、時間の変更などを通知してくれる。




通信サービス

(1) 各社の携帯電話が仙台市地下鉄 南北線全線で利用可能へ

仙台市地下鉄 南北線のトンネル区間(黒松駅~富沢駅)において、14日よりNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの携帯電話サービスが利用可能になった。駅構内及びトンネル内で音声通話、データ通信が利用できる。ただし、車内での携帯電話の利用については、マナーモードに設定の上、音声通話を避け、優先席付近では電源を切るなど、マナーを順守したい。

(2) ソフトバンクWi-Fiスポット(EX)
ソフトバンクモバイルは同社が提供している公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」を、同社の契約ユーザー端末以外からも利用できるようにした。一般ユーザー向けのサービス名は「ソフトバンクWi-Fiスポット(EX)」で、ソフトバンクモバイルの端末以外からも利用可能だ。

料金は1日あたり490円で、申込みは利用したいときにその場でできる。

ソフトバンクWi-Fiスポットのエリア内においてアクセスポイント「SWS1day」にアクセスし、ブラウザを起動すると、申込み画面が表示されるので、必要事項を入力の上、申し込む。すると、24時間Wi-Fiスポットを利用することができる。

ただし、地下鉄など一部スポットについては利用できないので注意してほしい。

その他の話題とあとがき

「ノートン」ブランドでセキュリティソフトウェアを展開するシマンテックが日本における携帯電話利用の実態調査の結果を発表しています。調査によれば、携帯電話利用者の約半数がパスワードによる端末の保護を行っていません。これは、日々様々な場所へ持ち運び、紛失や盗難の危険性がある携帯電話を扱う上ではセキュリティに関する認識が低いと言えます。

にもかかわらず、全体の3分の2の利用者が端末を紛失するくらいなら、スタジアム一杯の人々の前でパフォーマンスをする方がマシだと回答しているのです。紛失・盗難に対してそれほどの重要性を考えているにしては、実際のセキュリティ対策が甘い現状が見えてくるのではないでしょうか。

端末のロック方法にはパスワード(ナンバーロック)のほか、パターン認証、指紋認証、顔認識など様々なタイプがありますので、好みに合わせて何らかのロックを掛けておきたいものです。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!