最近のスマホでは通知領域に設定のスイッチが表示されるものも珍しくなくなってきましたね。
確かに、普段は見えないところにあって、必要なときにすぐに呼び出せるのは便利です。
便利なので、その機能が無い機種でも、アプリでそれを実現してしまいましょう。ということで今回ご紹介するのが『1Tap Quick Bar』です。
このアプリで通知領域に表示させれば、機種デフォルトのものだけでなく、自分で必要なものだけを必要な数表示させることができます。
しかも置けるものは設定スイッチだけではありません。
本アプリでは通知領域とウィジェットの2つの形式でスイッチを表示することができます。
まずはアプリを立ちあげて、さっそく左下の「New」から新しい設定を作成しましょう。
表示できる項目は、大きく分けて5種類あります。
・SETTING…端末設定関係
・APPLICATION…アプリ
・SHORTCUT…ショートカット
・CONTACT…連絡先
・OTHER…その他の機能
もう1つ「RECENT」がありますが、これは「最近追加した項目」になります。必要な物をタップして、表示に加えていきましょう。
プレビューに表示されたアイコンをタップすると削除することができます。
表示できる項目の中には珍しいものもあります。
「SETTING」では基本的な機内モードやWiFiスイッチのほか、「Sound Settings(音量設定)」や「Input Method(言語とキーボードの設定)」といった設定画面を開くものもあります。
「OTHER」の中には、作者の他のアプリや音楽アプリのコントロール、壁紙設定などがあります。
置くアイテムを決めたら、上部のタブから「DESIGN」を選んで、見た目の設定を行います。
・BACKGROUND…背景
・ICON SET…アイコンの色
・TEXT COLOR…アイコンの説明のテキストの色
・STATUS ICON…ステータスバーに表示するアイコン
・OTHER…Divider(分割線)とText visibiity(テキスト表示)の設定
設定を終え、最初の画面で「Apply」をタップすると反映され、通知領域に表示されます。
一部の端末では通知領域の右端に妙な空白ができてしまいますが、これはアプリ側の設定ではどうにもならないようです。
1つの段には6個までのアイテムを置くことができます。
この制限を取ったり、複数行の設定を行うには別途課金する必要があります。
本アプリにはウィジェットもあります。ウィジェットの追加からサイズを選び、あとは通知領域の場合と同様に設定します。
ウィジェットのサイズは4×1、2×1、1×1、1×4の4種類あります。縦型に置くことができるのが面白いですね。
アプリやショートカットを置いて、簡易的なランチャーとしても使用できます。
「SETTING」項目の中にある「1Tap Setting」というショートカットは、タップすると各種設定を集めたダイアログが表示されます。
各種スイッチから設定へのショートカットまで揃っているので、これだけでもかなり便利になります。これだけをウィジェットにしてホーム画面に置いてもいいですね。
標準で通知領域に各種スイッチが表示されるのは確かに便利です。ただ、中には自分がほとんど使わないものが邪魔になっている場合もあるでしょう。
本アプリなら、自分で必要な物だけを選ぶことができるので、より便利ですね。
それでは、最後に公式の動画をご覧ください。
1Tap Quick Bar: Test Application Android n°22