サムスン電子はGALAXY Noteの大型版に相当する「GALAXY Note 10.1」を発売する。画面が単に大型化されただけでなく、マルチタスク＆マルチスクリーンの高度な機能によりペン入力が最大限活きる端末になっている。また、オンキヨーから小型端末「インターネット・スティック NT-A1」が発売された。HDMI端子に接続すると、普通のテレビが「スマートTV」に変身するアイテムだ。
(1) GALAXY Note 10.1
サムスン電子は8月にイギリス、アメリカ、ドイツなど一部の国から順次「GALAXY Note 10.1」を発売する。GALAXY Note 10.1は「Sペン」と呼ばれる特殊なタッチペンによる手書き入力機能が魅力の「GALAXY Note」シリーズの機種で、10.1インチのディスプレイを搭載する。
画面が単に大型化されただけでなく、Sペンを活かした機能が大幅に拡張されている。まさに「デジタルノート端末」といった端末へと進化している。それは下に掲載した動画をご覧頂ければ一目瞭然だ。
[GALAXY Note 10.1] Introducing Samsung GALAXY Note 10.1｜YouTube
ネットワークとストレージ容量違いで複数モデルが用意され、ネットワークはWi-Fi版、Wi-Fi+3G版、Wi-Fi+LTE版の3種だ。このうちLTE対応版のみ後発で、年末をめどにリリースされる見込み。ストレージ容量は16GB/32GB/64GBの3サイズ。Androidのバージョンは4.0で、プロセッサは1.4GHzのクアッドコア、ディスプレイ解像度は1280×720だ。
(2) インターネット・スティック NT-A1
オンキヨーデジタルソリューションズは8日、「インターネット・スティック NT-A1」（以下、NT-A1）を発表した。NT-A1はテレビやモニターディスプレイなどに備えられたHDMI入力端子に接続することで、それらのテレビやディスプレイを「スマートTV」に変えてしまう外付け機器。ボックスタイプの機器と違い、非常に小型であることが魅力の製品だ。サイズは約90.5×34×15.5mm、重さは約46g。
Android 2.3、ARM Cortex-A9（1GHz）ベースのプロセッサ、512MBメモリ、4GBストレージ、Wi-Fi、microSDカードスロットなどを搭載する。ウェブサイト閲覧のほか、YouTubeなどのインターネット動画などを楽しむことができる。ただし、Google Playストアの利用は不可能なので、あとから自由にアプリを追加することはできない。価格は9,980円。
(1) Wi-Fi搭載SDカードリーダー「AirStash」向けAndroidアプリ
AirStash
日立マクセルはWi-Fi機能を搭載したSDカードリーダー「AirStash」向けにAndroidアプリをリリースした。アプリ名は「AirStash+」で、Google Playストアから無料で入手できる。
AirStashはバッテリー、Wi-Fi機能を内蔵し、Wi-Fi経由でSDカードのデータをモバイル機器などに転送することのできる機能を持つ。従来もAndroid端末においてはブラウザ経由でSDカード内のデータへアクセス可能だったが、アプリが用意されたことで、より手軽に利用できるようになった。
AirStash+
(2) GALAPAGOS STOREがiOS端末に対応
シャープが運営するデジタルコンテンツストア「GALAPAGOS STORE」がiOS端末にも対応した。従来はAndroid端末向けにサービス提供されていたが、今後はiPhone/iPod touch/iPadからの利用も可能になる。さらに、Android端末も含めて、合計で3台までの端末で購入したコンテンツを楽しむことができる。
AndroidスマートフォンとiPad、iPhoneとAndroidタブレットなど、プラットフォームの垣根を越えて、様々な端末で一つのコンテンツを楽しめるので、GALAPAGOS STOREの利便性が向上する。
シャープは今回のiOSへの対応を記念し、新規入会キャンペーンを実施する。人気コミックなどが期間限定で無料提供されるほか、コンテンツの購入に使用することができるポイントなどがもらえる。
(3) スパイク・チュンソフト、美麗グラフィックと奥深いカードバトルが魅力の「もののけ大戦“陣”」をリリース
スパイク・チュンソフトは8日、AndroidとiOS端末向けにカードバトルRPG「もののけ大戦“陣”」をリリースした。ディー・エヌ・エーが運営する「Mobage」のアカウントが必要だが、アプリ自体はGoogle Playストア、App Storeからダウンロードできる。
「もののけ大戦“陣”」は「もののけ」たちの力を使役し、天下穫りを目指すゲームで、5枚1組のカードで構成されるデッキ「陣」による奥深いバトルで敵と戦っていく。陣にはトランプのポーカーのような「役」の要素が取り入れられ、奥深い戦いが展開される。さらに、カードには人気イラストレーターを多数起用し、美しいイラストを楽しむことができる。
そして、戦闘中のド派手な演出もこのゲームの大きな要素の一つだ。
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この週は2つの面白い製品が発表されました。GALAXY Note 10.1とインターネット・スティック NT-A1です。GALAXY Note 10.1は動画をご覧頂ければわかるように、ペン入力とマルチスクリーン機能が魅力の端末です。国内販売されるかどうかは不明ですが、登場が期待されます。また、インターネット・スティックも比較的入手しやすい価格帯であることもあり、注目の製品ですね。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに！