スマホのアプリを使っている上で、意外と気になるのが「メールしながらあのアプリも使いたいなぁ」ということ。
まぁ、常に同時利用する訳ではないけれど、たまには一緒に使えると良いアプリは確かに有ります。中でもミュージックプレイヤー系のように、同時に使えないと価値が半減するような物もありますよね!
そこで今回ピックアップするのは『☆ Stick it! (Pop-up Player)』です。
なんと動画をオーバーレイ再生できちゃうんです!
『☆ Stick it! (Pop-up Player)』の基本画面です。
3つのタブを切り替えて利用しますが、各タブの機能は次の通りです。
FILES…再生可能な動画ファイルが表示されます。
SETTINGS…再生設定などを変更できるメニュー画面。
HOW TO…操作説明などが確認できます。
残念ながら海外アプリなので、アプリ中のテキストは全て英文ですが、多くの動画プレイヤー系と基本的には同じような操作で使えますので心配は無用です。
FILES
この画面では、スマホ内の動画データを自動的にピックアップしてくれます。
もし表示されなくても、ファイル管理アプリと同じく、直接動画データの収録されているフォルダをタップするだけで見つけ出せます。
SETTINGS
再生設定の変更は「SETTINGS」タブの画面で行います。
基本的には初期設定のままでも再生可能ですし不自由はありませんが、PVなどの動画データをミュージックプレイヤー代わりに使いたい方は、「Background Playing」にチェックを入れてください。
それでは動画データの再生です。「FILES」から任意の動画データをタップします。
ちなみに、再生する動画データによっては追加でプラグインの導入を求めるダイアログが表示されます。
GooglePlayストアへのリンクボタンが表示されますので、GooglePlayストアからインストールしておきましょう。
そのまま、アプリ画面上で動画データの再生がスタートしました。ちょっと感動しますよ、これは!
また、β版としての機能ですがYouTubeの再生にも対応しています。
「SETTINGS」画面の「Advanced Settings」項目から、「Use Public API」にチェックを入れます。そしてYouTubeアプリから共有機能で「☆ Stick it! (Pop-up Player)」を選ぶと再生可能です。
再生画面下段の右端(三角形にドット状の模様が入っている部分)を押さえたまま、外側に向かってスワイプすることで拡大します。
逆に内側に向かってスワイプすると縮小です。少しタイミングが難しいのは難点ですね。
「SETTINGS」画面の「Theme」項目から、再生画面のデザイン(テーマ)の変更が可能です。
面白いのは、そのターマに「Mac OS X」、「Windows 7」があることですね。
デザインを変更すると、ボタン操作がしやすくなりますので、お好きな方をどうぞ。
まだまだ粗削りな感じを受けるアプリですが、「旅先でスマホで撮影した動画を観ながらメールを書く」とか、「仕事用の資料用動画をチェックしながら報告書をスマホで作成」などなど、その使い方にも様々な広がりを期待させてくれるアプリと言えるかもしれません。