Androidアプリ…特にゲーム開発元としての「コロプラ」というと、可愛い系ゲームが多かった訳ですが、今回ピックアップしたゲームは全く違います!
舞台は絶海の孤島「イスラ・ドルミル」。そこに生息する恐竜たちを捕獲し、しかも地上最強の軍団を指揮する内容です!
実にSF色の強いハード&シリアスな内容と言って過言ではありませんよ!
また、他のユーザーとの対戦機能も盛り込まれていることを考えると、この『恐竜ドミニオン[登録不要の無料恐竜シミュレーションゲーム]』は、物語性や演出共にバランスの良いソーシャルゲームとなっています。
物語は、太鼓に滅びた筈の恐竜たちが蘇る謎の孤島「イスラ・ドルミル」に派遣された腕利きハンターである主人公が、その謎を解明するべく冒険に出る…といった内容。
スタート画面の「START」をタップする事でゲーム本編に突入します!
ちなみに、冒頭でプレイヤーは主人公を派遣する事になる2大企業「ゴンドワナ ケミカル インダストリー」、「ローラシア ジェネティック テクノロジーズ」のどちからに所属するかお決めます。。
ゲーム冒頭というと、圧巻なのはCGムービーですね!
夜陰に乗じて「イスラ・ドルミル」に上陸したプレイヤー(?)一行を襲撃する恐竜たちの姿がリアルに描かれる映像のおかげで一瞬のうちにゲーム世界に引きずり込まれます!
巨大な体躯で大地を駆け回る、敏捷な巨獣たちの姿…。これはもう、興奮間違い無しです。
ゾーン画面
タイトルに「シミュレーションゲーム」とあるだけに、舞台となる「イスラ・ドルミル」のマップはヘックス(六角形)で構成されています。
「オーダー」と呼ばれる任務や、捕獲した恐竜たちの強化や管理などはこの画面から各機能へ移動する形で行います。
エリア情報画面
ゾーン画面下段左側にある半円状のボタンをタップすると、エリア情報画面が表示されます。
ここではオーダー内容の確認や、各々のエリアでのエンカウント率(ヘックスの色が濃いほど敵と出会いやすい)、もしくはオーダーの目標地点などを見る事が可能です。
ゾーン画面下段右端の「MENU」ボタンをタップすると、このゾーン画面中でできる機能メニューが画面下段に表示されます。
その機能内容は次の通りです。
フィールド…ゾーン画面に戻ります。
Lab…恐竜の強化やDNAから恐竜の生成が行えます。
デッキ…確保した恐竜達の隊列構成を行えます。
ガチャ…メイトやDゴールを利用して恐竜と交換できます。
コミュニティ…他ユーザーとコミュニケーションが可能です。
次に各機能を細かく見ていきましょう。
「Lab」を選択して表示されるのが「ディノ ラボ」です。ようは所属企業の恐竜研究施設といった部門。主な機能は次の通りです。
DNA
探索中に採取できた恐竜のDNAを元に、その恐竜を生成する施設です。ちなみに生成に必要な量は「50%以上」。もちろん、取得パーセンテージが高いほど成功率もアップします。
フェイクDNAを使ってみよう
また、生成時に「フェイクDNA」(ショップで購入することができます)を含める事で、DNA採取目的の敵企業からの攻撃を退けることも可能です。
ショップ
ゲームを有利に進められるアイテムを有料で購入できます。
デッキ
捕獲した恐竜たちを組み合わせて、より有利に戦闘を進めるための隊列構成が可能です。
新規に恐竜を捕獲した場合などは、忘れずに寄りたいですね。
ガチャ
所属企業体の捕獲部門が事前に捕獲した恐竜を「100メイトにつき1回」で引き渡して貰えます。ただし、あくまでも恐竜の出現率はランダムですが…。
もちろん、レア恐竜も出現しますよ!ちなみにメイトは、他のユーザーとコミュニケーションを行う事で無料で貯まるポイントです。
それに対して、レア恐竜が出やすいのが「恐竜ガチャ ゴールド」。こちらは有料です。
コミュニティ
他ユーザーとのメールや挨拶などのやり取りができる機能です。
捕獲してデッキに加えた恐竜たちは、その時点ではレベル1で、外見に似合わず正直言うと激弱です!
そんな可愛い恐竜たちを劇的にレベルアップするには「ディノ ラボ」で「強化」しましょう。
強化したい恐竜(ベース恐竜)と、素材となる恐竜を選択して強化します。素材恐竜は複数選択可能です。組み合わせ次第では一気に数倍の強化も可能ですよ。
実際のゲームの手順…シナリオの進行手順は次の通りです。
オーダーの確認
まずは1種類〜2種類のオーダーが依頼されます。オーダーによっては別のオーダーをクリアすると自動で同時にクリアするケースも多いので、とりあえず丹念にひとつずつ進行させていきましょう。
ゾーン画面で探索エリアを決定
次にゾーン画面で探索するエリアを決定します。現在いるエリアの周囲6エリアが探索対象です。
スマホのmenuボタンを押すと…
サブメニューが表示され次の機能が使えます。
トップへ…ゲームのトップ画面に戻ります。
再読み込み…更新機能。
アプリを終了…アプリを終了させます。
エリア探索画面が表示されます。
登場している探索車両のアクセル(「進む」と書かれているボタンですね)を踏む事で、探索は進行します。
画面上段には、他のユーザーのプレイ状況が表示されるのがユニークですね。
前述しましたが、ゾーン画面から確認できるエリア情報画面からは敵とのエンカウント率が視覚的に読み取れます。
しかし、戦わずして物語は先に進みません。戦闘は自動でスタートし、進行します。
自軍のデッキを信じて戦いを見守りましょう!
クリティカルな攻撃が命中すると、その恐竜の迫力有るイラストが表示されます。
じっくり時間をかけて強化したお気に入りの恐竜なら、興奮だって倍増しますよね!
戦闘に勝利すると、恐竜の強化に必要なコインや、恐竜のDNA、もしくは恐竜自体が捕獲できるなどの報賞もあります。
リアルタイムバトルではないのですが、ゾーン画面の「バトル」ボタンをタップする事で対戦機能が遊べます。
ちなみに対戦モードは2種類で、通常戦闘の「仕手を探す」と「DNAを狙う」です。報賞で恐竜を確保するのは難しいですが、「DNAを狙う」モードですと、目的の恐竜を保持しているユーザーだけ狙えるので、より確実に希望の恐竜が手に入る方法といえるかもしれません。
メイトは勝手に増える仕組み
また、時折ですが敵他企業のハンターに襲われるケースもあり、ハンター稼業は大変ですよ!
このとき、味方企業の他ユーザーが援軍で登場するケースもあります。協力してくれたユーザーに挨拶を送るとメイトが貯まるので、挨拶は欠かさずに送りましょう。
逆に言えば、他ユーザーの援軍に駆り出されているケースもあり、実は黙っていてもメイトが貯まるシステムです。これは嬉しいポイントですね。
お気に入りの恐竜を、泣く泣く強化用素材に使用してしまった…なんていう場合でも、一度捕獲した恐竜は、「Lab」画面で「辞典」機能から、より詳しく閲覧することができます。
恐竜の種別ごとに収録されていますし、全ページの空欄を埋めるという楽しみもありますね。
正直ソーシャルゲームというと、ゲーム性に乏しい作品が多いのも事実です。また、キャラクターに感情移入できないと楽しめないもの。
そこにくると『恐竜ドミニオン[登録不要の無料恐竜シミュレーションゲーム]』は、ソーシャルゲームにありがちな失点を非常に旨くカバーしている秀作と言えるでしょう。
また、登場する恐竜達も実在(?)した恐竜ばかり。そういう意味でも親近感が湧きやすい楽しいゲームと言えます!