今や携帯電話と言えばスマートフォンの時代です！
その分フィーチャーフォン（いわゆるガラケー）が減少傾向なのは周知の事実ですよね。
そんな中でも、いまだ根強くシェアを広げているのが「らくらくホン」「簡単ケータイ」といったシニア向け機種。
その人気の秘密は「分かりやすさ」にあると言っても過言ではありません、
今回ご紹介する『ラクでん』は、”全ての人に解りやすく、操作しやすいスマホ”を目指したホームアプリ。「シニア向け」はもちろん、年齢に関係なく非常にシンプルで使いやすいホーム画面が実現できます。
これはホームアプリなので、インストールしたらまずホームボタンを押して『ラクでん』を選択してください。
その際、下のボックスにチェックを入れておけば、次回以降はこの画面が現れません。
最初の起動では、プロフィールの設定が行われます。
名前・性別・誕生日・自局電話番号・スマホのキャリアを入力などです。
そしてこれがメインホーム。
まず目に入るのが日付、そして大きいボタン、判断しやすいアイコン。説明する必要のないわかりやすさです。「先勝」といった六曜表示も嬉しいポイント。
あとは壁紙を設定できるのみで、他には一切デザインの設定がありません。
さて「電話｣をタップしてみると、電話メニューはこのようになっています。
下に並ぶ１～３の数字はワンタッチダイヤル。今は数字が入っていますが、登録すると電話帳の登録名がここに表示されます。
左上の「SOS」で、さらに緊急連絡先メニューが展開されます。
警察・救急の他にも、緊急連絡先が2件登録可能です。特に警察・救急はアイコン表示もあるので分かりやすいですね。
「アプリ」メニューでは、よく使うアプリを4つ指定できます。
ホームアプリに付き物のドックバーの代わりといったところでしょうか。
ここにも１～４の部分がアプリ名に変わりますので、あのアプリは何番だっけ？と悩む心配はありません。
「一覧」でドロワーが、「管理」でアプリケーションの管理画面が表示されます。
「設定」を開くと4項目、画面に並んでいます。
ここで大事な項目と言うと、「ラクでんの環境設定」と「アンドロイドの設定」ですね。
「ラクでんの環境設定」はそれなりの項目数ですが、アプリや電話などの各メニューからも設定可能です。
「アンドロイドの設定」はOS標準の「設定」メニュー。ホーム画面を切り替えること無く、細かい設定変更にも対応可能です。
ちなみに「マイプロフィール」は、アプリ起動時に入力を求められた氏名や電話番号が閲覧できる機能です。
もちろん、記載されている情報は再編集も可能なので、必要に応じて修正してください。
さて、プロフィールには自分の名前も登録したわけですが、それがいつ使われるかというと…
実はスマホが「挨拶」してくれるのです。
起動のたびにメッセージが表示されますから、敷居が高く感じていたスマホも身近に感じられるのでは？
このメッセージ機能はオフにすることもできます。
Androidといえば、ホーム画面の自由度の高さ！
という固定観念を底辺から覆すホームアプリ。カスタマイズする余地がない分完成されたデザインで、これはこれでアリなのだなあと感心いたしました。
メインターゲットはシニア、あるいは幼いお子さんになりますが、もちろんそれ以外の方が利用しても大丈夫です。
フィーチャーフォンが減ってしまってスマホを選ばざるを得なくなったとか、カスタマイズに興味がなく使いやすさに特化させたいとか。利用するシーンはいろいろあるかと思います。
お近くで、スマホの使い方が良くわからない！と困っている方がいらしたら、「こういうのもあるよ」と教えてあげてくださいね。意外な相手とスマホの話題で盛り上がるかもしれませんよ。