Amazonが日本市場向けに電子書籍ストア「Kindleストア」をオープンし、電子書籍リーダー端末「Kindle Paperwhite」、タブレット端末「Kindle Fire」と「Kindle Fire HD」の予約販売を開始した。また、DeNAがスマートフォン向けに無料通話アプリ「comm」をリリースした。
(1) AmazonがKindleシリーズと電子書籍ストア「Kindleストア」を提供開始
Amazonは24日、日本市場向けに電子書籍リーダー端末「Kindle Paperwhite」、タブレット端末「Kindle Fire」「Kindle Fire HD」の予約販売の開始、及び電子書籍ストア「Kindleストア」を25日にオープンすることを発表した。
Kindle Fire HD
Kindle Fire
Kindle Paperwhiteは11月19日、Kindle Fire、Kindle Fire HDの発売日は12月19日の予定だ。Kindle Paperwhiteは電子ペーパーディスプレイを採用した電子書籍リーダーだが、Kindle FireとKindle Fire HDはカラー液晶ディスプレイを搭載したAndroidタブレット。そのため、様々なアプリで多彩な用途に使える。
Kindleシリーズの投入は国内の電子書籍市場、タブレット市場に大きな影響を与える可能性が高く、大きな注目を集めている。
Kindle Paperwhite
(2) レノボ、IdeaTab A2107A/A2109A
レノボ・ジャパンは26日にAndroidタブレット「IdeaTab A2107」と「IdeaTab A2109A」を発売した。A2107は7インチ・ディスプレイ、A2109Aは9インチ・ディスプレイを搭載する端末で、前者の想定実売価格は2万円前後、後者は3万円前後。
左から順にIdeaTab A2107A、IdeaTab A2109A
A2107Aはシングルコア1GHzのプロセッサ、512MB RAM、16GBストレージを搭載したAndroid 4.0タブレット。A2109AはA2107Aと比較するとスペックが上で、プロセッサはNVIDIA Tegra 3、メモリは1GB RAM、ストレージは16GBとなっている。OSはAndroid 4.0だ。
両モデルともロールケージ構造を採用し、強度を高めている。
(1) DeNAが無料通話アプリ「comm」を提供開始
「Mobage」を運営するDeNAが新たなサービス/アプリの提供を開始した。スマートフォン向けの無料通話アプリ「comm（コム）」だ。AndroidもしくはiPhoneを使ってインターネット経由で無料通話ができる。いわゆるDeNA版の「LINE」といったサービス/アプリになる。
commにおける通話機能はDeNAグループが持つ技術、インフラを活かし、音質に気を配られている点が特徴。また、LINEと同様にテキストメッセージのやり取り（チャット機能「トーク」）では、スタンプや写真も利用できる。
そして最大の特徴は実名登録制を採用していることだ。ニックネームやハンドルネームなどを使わず、実名での利用を前提としたサービスになっている。
(2) ソニー、「Xperia Motion Snap」
ライブ壁紙作成例
ソニーモバイルコミュニケーションズは24日、Androidアプリ「Xperia Motion Snap」をリリースした。このアプリは無料で利用できるもので、公式にはXperiaシリーズ向けのアプリながら、実際にはAndroid 2.3以降のOSを搭載した他社製端末でも動作する。ただし、公式には対応機種と明記されていないので、動かない端末もあるかもしれないので注意してほしい。
Xperia Motion Snapは、数秒間の動画を撮影し、それをライブ壁紙データにできるアプリだ。撮影した時間が限られるので、ちょっとした動きしか利用できないものの、手軽に動画のようなライブ壁紙を作れるので面白い。下記リンク先からダウンロードできる。
Xperia Motion Snap（Google Play）
(1) ドコモが基地局へ燃料電池を導入へ
NTTドコモ（以下、ドコモ）は災害時などに発生する可能性のある長期間停電への対策として、基地局における非常用電源として燃料電池を導入することを明らかにした。今年度中に関東甲信越の一部の基地局へ先行導入され、2013年度からその後順次書く地域への導入が行われる見込み。
この燃料電池は、従来の鉛蓄電池による非常用電源と比較して、軽量で省スペース、というメリットがある。重さは約14分の1、容積は約2分の1に相当する。非常用電源として40時間以上の運用が可能とされる。
ついにKindle Fire/Fire HD、Kindle Paperwhiteが日本市場で予約販売開始され、Kindleストアがオープンしました。Kindle Fire/Fire HDは7インチタブレットです。7インチタブレットといえばGoogleのNexus 7、7.9インチですがAppleのiPad miniが有力端末として存在しますが、Amazonならではの電子書籍サービスが利用できるKindleシリーズも侮れません。
今度はKindleシリーズへの注目度が俄然高まることでしょう。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに！