11月2日より関東・沖縄地域で発売開始され、それ以外の地域では9日より発売されたauの2012冬モデル「Xperia VL SOL21」。
4.3インチのディスプレイを搭載したコンパクトボディに人気のアーク形状を採用し、片手でも使いやすいモデルとして人気を集めています。
オクトバでは11月2日に簡単なフォトレビューをお届けしましたが、1週間じっくり使ってみてのレビューを改めてお届けしたいと思います。
気になるau 4G LTEの速度やソフトウェア面を中心に画面のスクリーンショットと一緒にご紹介します!
ホームアプリにはXperiaシリーズでお馴染みの「Xperiaホーム」を搭載しており、様々なウィジェットが利用できます。
左右へのページ遷移も非常にスムーズで、引っかかる感じはまったくしません。
また、今回のモデルより画面右上のステータスバーにバッテリー残量が%で表示されるようになったのも特徴です。
今冬よりスタートしたauの4G LTEに対応したモデルとして、高速なモバイルネットワーク通信を利用することができます。
スピードテスト時には安定して下り30Mbps以上が出ており、YouTubeなどの動画も一瞬で読み込みました。
また、LTEを使用しない/できない時は設定画面でLTEをOFFにすることで、バッテリー消費を抑えることができそうです。
4G LTEの対応エリアも急速に広がっており、都市部では多くの地域で対応しています。
詳しくは対応エリアマップをご確認ください。
・エリアマップ | サービスエリア | au by KDDI
音楽再生プレーヤーには『WALKMAN』アプリを搭載しており、SONYが”WALKMAN”で養ってきたポータブルオーディオの技術が多くつぎ込まれています。
直感的で分かりやすいインターフェースを採用し、音楽に合わせて映像が流れるビジュアライザー機能も搭載してます。
実際に音楽を聴いてみると、Xperia VLの音質は他のスマホとは一線を画したものとなっており、ダイナミックレンジの広いソニーらしい音に感じられました。
曲にあった音質にあわせるClearAudio+やメリハリのある重低音を再現するクリアベース、クリアステレオ、サラウンド(VPT)、などWALKMANシリーズで採用されている機能も利用できます。
また音楽再生時に音量を上げようとすると一定のレベルで一度注意が出るので、ミスによる爆音を避ける事ができました。
おサイフケータイだけではなく、次世代規格のNFCに対応しています。
Androidビームを利用すればNFC対応端末間で、アプリやサイト、地図などをタッチするだけで受け渡しすることができます。
また、NFCで簡単にペアリングできるBluetoothスピーカーなどのアクセサリも登場し、今後のNFCの将来性に期待できます。
DLNAはもちろんのこと、DTCP-IP(デジタル著作権保護)にも対応するのでホームネットワーク上のnasneやレコーダーに撮りためたテレビ番組も楽しむことができます。
試しにNAS上にあるH.246の720p HD動画をストリーミング再生してみましたが、スムーズに再生でき画質の綺麗さに驚かされました。
また、MHLにも対応しているのでHDMI端子のあるテレビや液晶などに接続して、端末内のコンテンツを大画面で楽しむことができます。
「スマートコネクト」はヘッドホンや充電器接続時に自動的にアプリを起動したり、サウンドモードを変更することができます。
また、バッテリー容量は時間帯によって省電力設定に自動で変更する「省電力モード」アプリなどクオリティの高いアプリがインストールされています。
その他にもキャリア側で追加されたプリインストールアプリのアイコンが多数ありますが、基本的にau Marketへのショートカットなので空き容量に大きな影響はありません。
Android 4.0ではプリインストールアプリの無効化が行えるので、そちらでアイコンを消すこともできます。
画面上部のステータスバーを下に引っ張った時に表示される通知領域には、よく変更する設定をワンタップで変更できる機能が搭載されています。
前モデルに比べると1段から2段になっており、テザリングや画面回転、明るさなど変更できる項目が増えています。
いかがでしたでしょうか。
ハード・ソフトともに完成度が高く、とても魅力的なスマートフォンです。
この冬に機種変更をお考えの方は、ぜひ店頭で手にとって体験してみてください!
ドコモからは16日に本機種の兄弟機となるXperia AXが発売され、そちらとの比較もお届けするのでお楽しみに!
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