音楽の楽しみ方は時代とともに変化しています。
カセットテープからCD、MDとなり、今ではmp3などのデータとして音楽を管理することが主流となってきました。
これからの時代はやはり「クラウド」。Amazon Cloud Playerではアマゾンで購入したmp3をクラウド上に保存し、パソコンやスマートフォンなど複数のデバイスで楽しむことができます!
アプリから楽曲の購入、ダウンロードもでき、プレイリストの作成なども行えます。
本アプリには楽曲を購入できる「ストア」と再生が行える「プレーヤー」の2つに機能が分かれています。
「ストア」ではジャンルや新着、人気順などで楽曲を探すことができ、2,000万楽曲以上が配信されています。
とはいえやはり洋楽が多く、邦楽のラインナップは今後に期待といった感じです。
もちろん全曲試聴することができ、中には無料で配信されている楽曲もありましたよ!
アマゾンのアカウントと端末認証をしていれば、わずか2タップで楽曲を購入することができます。
価格の表示されている黄色のボタンをタップすると「購入」というボタンに変わるので、もう1度タップすると購入しダウンロードが開始されます。
Wi-Fi環境なら数秒でダウンロードが完了し、再生することができました。
CDを買ってきてパソコンに取り込み、スマホに転送する手間を考えると驚きの簡単さです。
さっそく購入した楽曲を再生してみましょう。再生時はプレーヤー画面に切り替わます。
右上のボタンから最小化して音楽を聞きながら、他の楽曲を探すこともできます。
もちろんバックグラウンドでの再生にも対応しており、設定を変更すればロック画面にコントロールを表示することもできます。
ライブラリ画面では「クラウド」と「端末」の2つに分かれており、過去に購入した楽曲などをクラウドからダウンロードすることもできます。
また、Amazonで購入した楽曲以外もちゃんと「端末」のタブに表示されました。
そのほか、プレイリストの作成やイコライザ、シャッフル・ループ再生などプレーヤーに必要な機能はひと通りそろっています。
スマホから購入した楽曲でもクラウド上に管理されているので、パソコンからも楽しめます。
パソコンからAmazon Cloud Playerにブラウザからアクセスすれば、ブラウザが音楽プレーヤーとなり再生できます。
また、著作権保護などはかかっていないのでmp3ファイルをダウンロードして、iTunesやWindows Media Playerで管理することができます。
そのほか、iPhoneやKindle Fireなどでも利用することができます。
最後に1つ残念なのは、今までにパソコンにCDなどから取り込んだmp3ファイルをクラウドにアップして再生することができない点です。
これには過去に同様のサービスである「MYUTA」と著作権管理団体「JASRAC」の裁判が背景にあると思われます。
詳しい内容は「MYUTA事件」などでググってみていただきたいのですが、非常に疑問の残る判決でした。
Googleの『Play ミュージック』アプリで、クラウド機能が利用できない理由とも言われています。
法ばかりが先行して新しい技術が潰されることがないように、適切な法整備が進むことを祈るばかりです。
話が脱線しましたが、新しい音楽の楽しみ方を提案する素晴らしいアプリであることには変わりありません。
1曲100円〜と手軽に購入できるので、ぜひお気に入りの1曲を見つけてみてくださいね!