イー・モバイルから初のLTE対応スマートフォンが発表された。詳細はまだ未公開ながら来春にクアッドコアCPU搭載、FeliCa対応機種が登場する。また、ドコモが「Xi」のサービス拡充として一部地域での下り最大速度を100Mbpsに引き上げ、LTE/3Gに両対応した超小型基地局の設置を開始する。
(1) イー・モバイル、LTE対応スマートフォン
イー・アクセスは、EMOBILE LTEに対応したスマートフォンを来春リリースする。製造メーカーはファーウェイで、クアッドコアCPU、約4.7インチ(1280×720)ディスプレイを搭載し、FeliCaに対応する。また、メインカメラの有効画素数は約1300万画素だ。
今冬の各キャリアのハイスペックモデルと比較しても見劣りしないスペックでの登場が期待されるEMOBILE LTE対応スマートフォンだが、製品名や詳細は未公開。今後の詳細発表にも注目が集まる。
また、この製品はLTEの通信規格「UE Category4」にも対応する。このUE Category4は下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsの通信に対応するため、将来的にEMOBILE LTEが通信速度を引き上げた際の対応余力も持つ。
(2) イー・モバイル、10.1インチフルHDタブレット「GT01」
長く発売が待たれてきたイー・モバイルのタブレット「GT01」(ファーウェイ製)が12月3日についに登場する。GT01は当初今秋にリリース予定だったが、やや遅れて発売になる。約10.1インチサイズで1920×1200ドットのフルHD IPS液晶を搭載する点が大きな魅力。イー・モバイル オンラインストアで34,800円で販売される(*一部のイー・モバイル取扱店で先行販売が実施される予定)。
GT01はAndroid 4.0、Hisilicon K3V2(クアッドコア1.4GHz)、2GB RAM/16GB ROMなどが基本スペック。また、ネットワークは携帯電話通信網には非対応で、Wi-Fi専用機になる。バッテリー容量は6400mAhで、本体サイズは約258×176×8.8mm、重さは約590gだ。
(3) UQコミュニケーションズ、ブルーガチャムク特別モデル
UQコミュニケーションズは22日より「ブルーガチャムク」特別限定モデルのWiMAX対応モバイルWi-Fiルーターを2機種発売する。数量限定のため、購入を希望する方は早期注文が必須となりそうだ。
左から順にAtermWM3600R(AT)J、URoad-SS10(J)
NECアクセステクニカ製の「AtermWM3600R」とシンセイコーポレーション製の「URoad-SS10」の2機種において、同社のイメージキャラクターである「ブルーガチャムク」があしらわれた特別デザインのモデルが用意される。型番は上図のキャプションを参照してほしい。
価格は「UQ Flat年間パスポート」に加入した場合でAtermWM3600Rモデルが2,800円、URoad-SS10のモデルが980円だ。
(1) あなたの街のインフルエンザ速報
NTTドコモ(以下、ドコモ)は15日、『あなたの街のインフルエンザ速報』というアプリをリリースした。
このアプリは、ユーザーが選択した地域のインフルエンザの患者数や学級閉鎖数などの情報を確認できる機能を持ち、インフルエンザの感染拡大に対する備えに一役買うものとなっている。
データは国立感染研究所感染症情報センターの感染症早期探知システムを活用しており、約8千カ所の薬局における処方箋状況や約2万3千カ所の学校・保育所における出欠停止・欠席状況をもとにしている。
3つの場所を登録できる。
(2) レイトン教授と世紀の七怪盗
レベルファイブの看板タイトル「レイトン教授」シリーズのソーシャルゲームが、ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)の運営する「Mobage(モバゲー)」から登場した。DeNAとの共同開発タイトルになる「レイトン教授と世紀の七怪盗」は、ロンドンの街に突如現れた“七怪盗”の不思議な力のナゾを解き明かし、街の平和を取り戻す作品だ。アバターを自分でカスタマイズできるほか、怪盗とのバトルとなる新しいゲーム性の導入などが特徴となる。
Android 2.3以降、iOS4.0以降の端末で遊ぶことが可能だ。ダウンロードは下記リンク先より可能だ。
・Android版:Google Playストア/レイトン教授と世紀の七怪盗
・iOS版:App Store/レイトン教授と世紀の七怪盗
(1) 下り最大100Mbpsのサービスを提供開始
ドコモは16日より一部のエリアにおいて、Xiの下り最大を100Mbpsに引き上げたと発表した。すでに発売になった「Xperia AX」「GALAXY Note II」など、今冬モデルのスマートフォン・タブレット・モバイルWi-Fiルーターで対応する。さらに、下り最大100Mbpsに対応したエリアでは、今年度中にリリース予定の112.5Mbps対応機種を利用した場合は下り最大112.5Mbpsでのデータ通信が可能になる予定だ。
16日の時点で下り最大100Mbpsに対応しているエリアは下記の都市の一部のエリアとなる。
・新潟県:新潟市
・石川県:金沢市
・愛媛県:松山市、松前町
・香川県:高松市、綾川町
・高知県:高知市
・徳島県:徳島市、藍住町
・沖縄県:那覇市
(2) Xi/FOMAに両対応した超小型基地局「Xiフェムトセル」
ドコモは12月より住居・店舗・オフィスなどへ超小型基地局「Xiフェムトセル」の設置を開始すると発表した。XiフェムトセルはLTEと3Gに両対応した小型基地局で、ドコモの場合XiとFOMAの両通信サービスに一台で対応することになる。家庭用ルーターなどと同レベルのサイズであり、省スペースで手軽に設置できる。さらに、ブロードバンド回線に接続するだけでいいので、作業も少ない。
Xiフェムトセル一台で半径数十メートルをカバーすることが可能。Xiのエリアをきめ細かくカバーしていく際に重宝される基地局だ。
通信性能はXiで下り最大112.5Mbps、上り最大37.5Mbps、FOMAで下り最大14Mbps、上り最大384kbpsとなる。
つい最近まで残暑を感じていた気がしますが、この1ヶ月くらいであっという間に冬に突入しましたね。外に出ると鼻をすすっている人や咳をする人も見かけるようになりました。今回ドコモが用意した「あなたの街のインフルエンザ」というアプリは、インフルエンザが気になるこれからの時期にオススメです。皆様も体調には気をつけてお過ごし下さい!
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!